Samsung(サムスン)が発表した新シリーズ「Movingstyle」は、まさに“動かせるディスプレイ”という新しい発想。
27インチのタッチスクリーンモデルはバッテリーを内蔵し、部屋の中を転がして移動できる仕様になっています。
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家のどこでも使える「動くディスプレイ」
Samsungが発表した「Movingstyle」シリーズは、ストリーミング視聴・在宅ワーク・スマートホーム操作などを、好きな場所で楽しむためのポータブルディスプレイ群です。
「デスクや壁に縛られない柔軟なライフスタイル」を提案するもので、コンセプト的には“モニターでもテレビでもタブレットでもない、新しい第4の画面”といえそうです。
シリーズの主役は、27インチのQHD(2560×1440)解像度・120Hzリフレッシュレート対応のタッチスクリーンモデル。
バッテリーを内蔵しており、最大約3時間のワイヤレス使用が可能です。ソファやキッチン、ベランダなど、家の中で電源を気にせず持ち運べます。
本体にはキックスタンドを内蔵し、さらに専用のローラースタンドを使えば、床を転がしてスムーズに移動させることもできます。まさに「動くモニター」です。
32インチの「M7 Smart Monitor」も登場
同シリーズには、もう1つのモデル「Movingstyle M7 Smart Monitor」もラインナップされています。
こちらは32インチ・4K解像度のモニターで、タッチ操作は非対応。そのぶんデスク設置を前提にしたクラシックなスマートモニター寄りの設計です。
YouTubeやNetflixなどのストリーミングアプリを直接利用できる「Smart Hub」機能を搭載。
ワークスペースでもリビングでも使えるよう設計されており、「置き場所を変えられるテレビ」といった立ち位置を狙っています。
「タブレット代わり」は難しいが、発想はユニーク
Samsungは27インチモデルを「タッチで絵を描けるモニター」と紹介していますが、対応アプリ「Sketch Now」での描画は“指1本”のみに対応。スタイラス入力は非対応とのこと。
つまり、iPad Proのような精密なクリエイティブ用途は想定されていません。
とはいえ、タッチ操作・バッテリー駆動・キャスター移動という組み合わせは、これまでにない使い勝手。
「キッチンでレシピ動画を見て、リビングでビデオ通話、ベランダでYouTube」といった動線が、ケーブルなしで完結します。
価格は最大1,199ドル、日本発売は未定
価格は、32インチのM7 Smart Monitorが699.99ドル、27インチのタッチスクリーンモデルが1,199.99ドル。
現在は米国のSamsung公式サイトおよび一部販売店で取り扱いが始まっており、購入時には200ドル分のクレジットが付与されるキャンペーンも実施中です。
日本での発売時期や価格は、現時点では未定です。
ただ、据え置きディスプレイの常識を変えるこの「動かせるスマートモニター」は、リモートワークやスマートホーム環境を重視する層にとって、今後注目の存在となりそうです。
