Motorolaが11月5日にグローバルで発表予定の「Motorola Edge 70」が、発表前にもかかわらずポーランドとドイツの公式サイトに掲載されました。デザインやスペックの詳細がすでに明らかになっており、シリーズ最新作は“超薄型ボディ”が特徴の一台になりそうです。
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公式サイトに画像とスペックが登場
Motorola Edge 70は、すでに中国で販売されている「Moto X70 Air」とほぼ同じモデル。公式サイトによると、本体カラーはPantone監修の「Gadget Grey」「Lilly Pad」「Bronze Green」の3色展開です。
背面にはナイロン調のテクスチャ加工が施され、手に馴染む質感を実現。フレームは航空機グレードのアルミ素材で、ディスプレイはCorning Gorilla Glass 7iで保護されています。MIL-STD 810H規格の耐久テストもクリアしており、IP68およびIP69の防水防塵にも対応。雨天やプールサイドでも操作できる「Water Touch」機能も備えています。

本体の厚さはわずか5.99mm、重量は約159g。iPhone Air(5.6mm/165g)に匹敵する軽量スリム設計となっています。
Snapdragon 7 Gen 4と120Hz pOLEDディスプレイ
スペック面では、プロセッサにQualcomm Snapdragon 7 Gen 4を採用(前モデルEdge 60はMediaTek Dimensity 7300)。メモリは12GB LPDDR5x RAM、ストレージは512GB。OSはAndroid 16ベースで、Motorola独自の軽量UIと「Note Assist」「Playlist Studio」「Circle to Search」などのAI機能を搭載します。
ディスプレイは**6.67インチ pOLED(120Hz対応)**で、HDR10+・100% DCI-P3色域対応・最大輝度4500ニトと高スペック。Pantone認証を取得しており、正確な色再現性も保証されています。
カメラ構成は背面が50MP(広角・OIS対応)+50MP(超広角)のデュアル仕様。前面カメラも50MPで、自撮りやビデオ通話にも強い構成です。
バッテリーは控えめでも性能バランス良し
バッテリー容量は4,800mAh(シリコンカーボン電池)とやや控えめですが、厚さ6mmを切る設計とのトレードオフとみられます。
それでも68W急速充電と15Wワイヤレス充電に対応し、Motorolaは「最大29時間の動画再生」「最大66時間の音楽再生」が可能とうたっています。
そのほか、5G・Bluetooth 5.4・Wi-Fi・NFC・GPS(Glonass/Galileo対応)・USB Type-Cを搭載。デュアルDolby Atmosスピーカー、画面内指紋センサー、ThinkShield顔認証にも対応しています。
11月5日に正式発表、日本展開は未定
価格と発売地域の詳細は、11月5日の正式発表時に公開される見込みです。現時点では日本での発売予定は明らかになっていません。
極薄のデザインと最新Snapdragonを両立させたEdge 70は、「軽くてもしっかり使える」スマホを求めるユーザーに注目されそうです。
