Appleが2026年に初の折りたたみiPhone「iPhone Fold」を投入すると噂されていますが、その先の展開も見えてきました。新しい情報によると、2026年から3年連続で、まったく新しい形状のiPhoneが登場する可能性があるようです。
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2026年、iPhone Foldで「折りたたみ時代」に参入か
韓国のリーカー「Yeux1122」がNaver上で共有したOLEDディスプレイ市場レポートによると、Appleは2026年に「iPhone Fold」を発表する見込みとされています。
このモデルは「ブック型のフォルダブル」で、約7.76インチの内側ディスプレイと5.49インチの外側ディスプレイを搭載。ディスプレイはLTPO+フレキシブルOLEDを採用し、展開時にはiPad miniに近いサイズになると報じられています。
一方で、ヒンジ部分の開発に課題があるとも伝えられており、2027年へ発売がずれ込む可能性もあるとのことです。

なお、Samsung Displayの社長が「Apple向けフォルダブルディスプレイの存在」をほのめかしたこともあり、実現性はこれまで以上に高まっています。
2027年の「20周年モデル」は完全ベゼルレスに?
2027年にはiPhone誕生20周年を記念した特別モデルが登場すると噂されています。
このモデルは、上下左右すべてが曲面化した“4-edge bending OLED”を採用し、ノッチもパンチホールも存在しない完全ベゼルレスディスプレイになるとのこと。さらにFace IDやフロントカメラをディスプレイ下に完全埋め込み、「視覚的に最も純粋なiPhone」として開発が進められているようです。
ただし、薄膜封止(TFE)技術や新型接着剤の開発など、高度な技術課題が山積しており、側面からの光学歪みや強度問題などが設計上の大きな壁になっているようです。
この「ベゼルレスiPhone」は、Appleのデザイン哲学を象徴する「象徴的モデル」になる可能性があります。
2028年には縦折り型「iPhone Flip」が登場?
2028年には、再び折りたたみデザインの「iPhone Flip」が登場するとの予測もあります。
こちらは縦方向に折れるコンパクトなデザインで、外側には通知やAIショートカットを表示する簡易ディスプレイが搭載される見込みです。
Galaxy Z Flipシリーズのような形状になるとみられ、軽量性と携帯性を重視した構造になる可能性が高いとされています。
ただし、情報源のYeux1122氏はSNS上の匿名リーカーであり、一定の的中率を持ちながらも確度は限定的。今後の報道でさらなる裏付けが求められます。
3年連続で「新しいiPhone」が出る時代へ
もしこの計画が実現すれば、Appleは2026年から毎年新しいフォームファクターのiPhoneを投入することになります。
2026年のiPhone Fold、2027年のベゼルレス20周年モデル、そして2028年のiPhone Flip——。
iPhoneのデザイン進化は、いよいよ「形そのものを変える」フェーズに突入しそうです。
現時点で日本での発売時期や価格は不明ですが、折りたたみ市場に本格参入するAppleの動向は、2026年以降のスマートフォン業界の潮流を大きく変えるかもしれません。
引用: AppleInsider
