
Nothing Phone (1)に、まさかのAndroid 16が動いたという報告が出ています。Nothing OS 4.0を非公式に移植したという開発者が現れ、SNS上で話題になっています。
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Nothing OS 4.0をPhone (1)で起動したという報告
イギリスのNothingが開発する「Nothing Phone」シリーズ。最新のNothing OS 4.0(Android 16ベース)は、現時点で**Phone (2)、Phone (2a)、Phone (2a Pro)、Phone (3)向けにベータ配信されています。
しかし、海外のYouTuber TechiBoyによると、ある無名の開発者がこのNothing OS 4.0を初代Phone (1)**にインストールすることに成功したとのこと。
彼の投稿によれば「新しいカメラアプリやプリセットなど、すべて動作しているようだ」と報告されています。つまり、公式サポート対象外の端末でも、最新のAndroid 16を体験できたということになります。
非公式移植ゆえの不具合も
ただし、このNothing OS 4.0の非公式ポートにはいくつかの問題もあるようです。
具体的には、ステータスバーの時計位置がずれている、カメラビューがパンチホールの後ろに隠れているといった表示面での不具合が報告されています。
ほかにも、細かなバグがいくつか存在しており、まだ一般ユーザーが日常的に使える完成度ではないとのことです。
情報の確度は不明、だが夢のある挑戦
今回の件は非公式の報告であり、現時点で開発者名やソースコードなどの詳細情報は公開されていません。そのため、実際に動作しているのかは確認が取れていない点には注意が必要です。
とはいえ、Nothing Phone (1)にAndroid 16を動かすというこの試みは、技術的にもファン的にも夢のある話。今後、コミュニティの中で正式なカスタムROMとして公開される可能性もありそうです。