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専用サブウーファーで“低音不足”を解消
Xiaomi(シャオミ)が10月23日に中国で発表予定の新モデル「Redmi K90 Pro Max」が、スマートフォンの“音の常識”を塗り替えそうです。
このモデルには、世界初の2.1chオーディオシステムが搭載され、Bose(ボーズ)監修のサブウーファーが組み込まれています。
一般的なスマートフォンは左右2基のステレオスピーカー構成ですが、K90 Pro Maxでは“3つ目”のスピーカーを低音専用に配置。これにより、従来のスマホでは表現しきれなかった深みのある低音を再現できるとのことです。
これまでスマホの音響は性能の割に物足りないとされてきました。とくにゲームや映画鑑賞時には、臨場感の欠如を感じた人も多いはず。そんな弱点を、Xiaomiが本気で埋めにきた格好です。
背面スピーカーがBoseロゴ付きで登場
リークで知られるDigital Chat Station氏がWeiboで明らかにした情報によると、K90 Pro Maxには正式に2.1ch構成が採用されており、Boseのロゴを背面に確認できます。
背面カメラの周辺には円形のスピーカーグリルがあり、ここにサブウーファーが内蔵されるとのこと。
動画のサウンドトラックやゲーム中の爆発音、音楽の低音ラインまで、これまでのスマホスピーカーとは一線を画す“重み”を感じられるようです。
この構造は、カメラユニットの大型化を正当化するデザイン上の要素にもなっており、見た目と機能の両立を図っています。
Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載、ゲーム性能も抜群
オーディオだけでなく、パフォーマンス面もかなり強力です。
Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、CPU・GPUともにハイエンド級の処理能力を持ちます。
これにより、音響だけでなく**ゲーミング体験全体を底上げする“マルチメディア特化機”**として設計されているようです。
Redmi K90シリーズは、これまで同様にグローバル市場では**POCOブランド(POCO F8シリーズ)**として展開される見込み。
「Redmi K90 Pro」が「POCO F8 Ultra」として登場すると報じられており、この“Boseチューニングの2.1chスピーカー”がグローバル版にも採用されるか注目されています。
スマホの音響に“革命”が起きるか
K90 Pro Maxは、単なるスペックアップモデルではなく、「スマートフォンの音」に真正面から取り組んだ稀有な存在です。
ヘッドホンを使わずとも没入できるサウンドを実現できれば、モバイル体験は確実に変わるでしょう。
日本での発売は現時点で未定ですが、もしグローバル展開が実現すれば、スマホ音響の新基準になる可能性があります。