
Nothingの象徴的な発光機能「Glyphライト」で、不思議なバグが発生しています。9月の最新アップデート以降、一部ユーザーの間で「ライトが点いたまま消えない」という報告が相次いでいます。
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アップデート後に常時点灯するGlyphライト
Nothing Phone (3a)およびPhone (3a Pro)のユーザーが、9月のソフトウェアアップデート後からGlyphライトが勝手に点灯し続ける不具合を報告しています。
通常、Glyphライトは通知や充電、通話時などに点灯・消灯を繰り返す視覚的インジケーターとして設計されていますが、このバグでは設定を無視して点きっぱなしになるとのこと。
Reddit上では複数のスレッドで同様の事例が共有されており、「Essential Recorder機能を使用した後に発生した」という声もあれば、「通話中や特定の時間帯に突然点灯する」といった報告も見られます。
端末を再起動すると一時的に直るものの、時間が経つと再発するケースが多いようです。
一部では暫定的な回避策も
Nothingコミュニティ内では、いくつかの一時的な対処法が試されています。
クイック設定パネルから「Essential Recorder」をオン/オフして録音を開始・停止することでライトがリセットされる場合があるほか、「Essential Recorder」のキャッシュやデータを削除したり、「Googleカレンダー」の「Glyph progress」設定をオフにすることで改善したという報告もあります。
とはいえ、根本的な解決には至っておらず、「再起動」が唯一確実な方法とされています。
Nothingが不具合を認識、修正アップデートを準備中
Nothing Indiaのサポートに問い合わせたユーザーによると、同社はこの不具合を「Phone (3a Pro)に影響する既知の問題」と認めており、できるだけ早く修正を含むアップデートを配信する予定だと回答しています。
正式なアナウンスはまだありませんが、サポート担当者は「サービスセンターで一時的な対応が可能な場合もある」と案内しているようです。
Nothingは先日、「Essential Space」などの新機能を追加し、ユーザー体験の拡張を進めていましたが、今回の不具合はその快適さを少し損なう結果となっています。
現時点で日本向けの発表やアップデート配信時期は明らかにされていませんが、影響を受けているユーザーは「設定 > システム > フィードバック」から報告できるとのことです。