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4年ぶりに復活した「Moto G100」シリーズ
Motorola(モトローラ)が、中国で「Moto G100 2025」を発表しました。同時に「Moto X70 Air」も登場し、2021年モデル以来4年ぶりの「G100」復活となります。
初代Moto G100はSnapdragon 8シリーズを初めて採用したGシリーズとして話題になりましたが、今回の2025年モデルでは、よりバランスの取れた仕様と“超大容量バッテリー”で再登場しています。
Snapdragon 7s Gen 2と120Hzディスプレイを搭載
新しいMoto G100は、6.72インチのLCDディスプレイ(120Hzリフレッシュレート)を採用。SoCにはQualcomm Snapdragon 7s Gen 2を搭載し、RAMは8GBまたは12GB、ストレージは256GBまたは512GBの構成が用意されています。
カメラは背面が50MP(Sony LYT-600センサー)+8MPのデュアル構成で、フロントには32MPのセルフィーカメラを搭載。パンチホールデザインを採用し、背面のカメラデザインはGシリーズやEdgeシリーズに通じるおなじみのスタイルです。
最新技術の7,000mAhシリコンカーボン電池
このモデルの最大の特徴は、なんといっても7,000mAhのバッテリー容量。しかも最新のシリコンカーボン電池技術を採用しており、同クラスのスマートフォンとしては圧倒的な電力効率を誇ります。
Motorolaはこれまでも「G06 Power」などで大容量バッテリーを搭載してきましたが、今回はより高密度なバッテリー素材を採用し、OnePlus 13などと同系統の技術を導入しています。
価格は約2万円、日本発売は未定
Moto G100 2025は中国で発売されており、12GB+256GBモデルの価格は1,399元(約2万9,000円前後)。Android 15を標準搭載し、IP64の防水防塵にも対応します。
重量は約210g、厚さは8.6mmと、バッテリー容量のわりには比較的スリムな仕上がり。
現時点では日本での発売は未定ですが、同時発表された「Moto X70 Air」がグローバル向けに「Motorola Edge 70」として展開予定のため、今後の動向にも注目したいところです。