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公式発表前に、インドで先行スタート
OnePlusが、Android 16をベースとした新OS「OxygenOS 16」のオープンベータ版をインドで先行配信しました。正式発表は10月16日に予定されていますが、それに先駆けてテスト版の配信が始まった形です。
対象となるのは、OnePlus 13シリーズ、12シリーズ、OnePlus Openの各モデル(13R、12Rを含む)。合計6機種が対象で、インドのユーザーは応募制でベータプログラムに参加できます。
なお、今回の配信はあくまで「正式版ではない」ため、他地域のユーザーにはまだ展開されていません。
“So Fast. So Smooth.”の新OS、詳細はまだ非公開
OnePlusは先日、「So Fast. So Smooth(速く、滑らかに)」というキャッチコピーを掲げたティーザーを公開していました。OxygenOS 16では、これまで以上のパフォーマンスと安定性をうたっていますが、現時点では機能面の詳細はほとんど明かされていません。
唯一確認されているのは、「OnePlus Mind Space」にGoogle Geminiが統合されるという点。Geminiとの連携により、AIアシスタントを活用した新しい体験が加わる可能性があります。
グローバル展開は10月16日以降か
OxygenOS 16の正式リリースと詳細は、10月16日のイベントで発表される見込みです。現段階では、インド限定のテスト配信にとどまっていますが、同社はグローバル向け展開も近く予定しているとみられます。
また、同時期に次期フラッグシップ「OnePlus 15」が中国で登場予定で、11月中旬にグローバル市場へ展開すると報じられています。新OSの正式版は、そのタイミングに合わせて配信が始まる可能性もあります。
今回の“フライング配信”が示すOnePlusの動き
今回のベータ配信は、OnePlusがAndroid 16対応を他社よりも早く進めていることを示しています。正式発表前の段階で実機テストを開始したのは異例であり、アップデートスピードの早さをアピールする狙いがありそうです。
グローバルユーザーとしては、10月16日の正式発表でどこまでAI統合や新機能が明かされるのかに注目したいところです。