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薄型スマホ戦争、ついに本命が来た?
折りたたみスマホの次にトレンドになりつつあるのが「薄くて軽い」スマートフォン。
SamsungのGalaxy S25 Edge、AppleのiPhone Airと、各社が次々と“薄さ”をアピールする中、Motorolaも新たな一手を打ってきました。
その名もMoto Edge 70。国際版として11月に登場予定で、すでに一部の欧州市場で正式ティザーが始まっています。
Motorolaは中国向けに「Moto X70 Air」を予告していましたが、海外向けモデルとしてはこのMoto Edge 70が登場する見込み。名前からしても、グローバル展開を意識したモデルと見られます。
厚さ6mm未満で4800mAh。ライバルを上回るバッテリー性能
Motorolaの公式ティザーによると、Moto Edge 70のバッテリー容量は4,800mAh。
一見、最近のスマホ(5,000mAh以上が主流)に比べると控えめに見えますが、その本体厚が6mmを下回るという点が驚きです。
比較すると、
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Galaxy S25 Edge:厚さ5.8mm、3,900mAh
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iPhone Air:厚さ5.6mm、3,149mAh
つまり、Edge 70はより薄いにもかかわらず、約1,000mAhも多くバッテリーを積んでいます。
これにより、「薄型スマホ=電池持ちが悪い」という常識を覆す存在になりそうです。
さらに68Wの急速充電にも対応。
Galaxy S25 Edgeの25W、iPhone Airの公称非公開(実測で20W前後)と比べると、充電速度でも大きく差をつけています。
Pantone監修カラーと50MPカメラ搭載へ
リーク情報によると、Moto Edge 70の背面カメラは50MP(光学式手ブレ補正付き)。
広角レンズは120°の視野角を持ち、薄型ボディでもしっかりとした撮影性能を備えています。
カラーバリエーションはPantoneとのコラボで、以下の3色展開になる見込みです。
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Pantone Lily Pad
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Pantone Gadget Gray
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Pantone Bronze Green
薄さ・軽さ・デザイン性の3拍子を揃えた1台として、デザイン志向のユーザーにも注目されそうです。
11月5日発表予定、日本発売は未定
Motorolaは公式SNS上で、11月5日に欧州で正式発表を行うと予告しています。
中国版(Moto X70 Air)は今月中に先行登場する見込みですが、日本での発売は現時点では未定です。
薄型スマホはこれまで「デザイン重視で性能を妥協した機種」という印象が強かった分、
Edge 70のように実用性を両立させたモデルが出てくるのは興味深いところ。
SamsungやAppleが火をつけた“薄型戦争”の次の主役は、どうやらMotorolaかもしれません。