
Samsung(サムスン)が、Galaxy S22シリーズ向けにAndroid 16ベースの「One UI 8」を正式配信し始めました。
S22、S22+、S22 Ultraの3モデルが対象で、これがシリーズにとって4回目にして最後のメジャーアップデートになる見込みです。
目次
トルコから順次展開、容量は約3.2GB
まずアップデートが確認されたのはトルコのユーザーで、海外のSamsung情報アカウント「Tarun Varun」氏がX(旧Twitter)で報告しています。
アップデートファイルのサイズはおよそ3.2GB。Androidのバージョンは16に更新され、最新のOne UI 8が適用されます。
Galaxy S22シリーズは2022年に発売され、当初はAndroid 12/One UI 4を搭載していました。
その後、Android 13、14、15と順調にアップデートを重ね、今回のAndroid 16が4回目のメジャー更新となります。
これまでのサムスンのサポート方針を踏まえると、今回が最終版となる可能性が高いです。
「One UI 8.5」対応は不透明、Galaxy AI機能も非対応か
次期マイナーアップデートとされる「One UI 8.5」は、同じくAndroid 16ベースであるものの、S22シリーズが対応対象に含まれるかは現時点で不明です。
海外メディアでは「対応するとは言い切れない」との見方が強く、アップデート提供の可能性は低いと報じられています。
また、Galaxy S24シリーズなどで話題のGalaxy AI機能の一部(例:Live TranslateやCircle to Searchなど)は、S22シリーズでは利用できない可能性が高いとのこと。
ただし実際にどの機能が利用可能になるかは、今後の正式配信後に確認が必要です。
日本発売モデルへの配信時期は未定
今回確認されたのはトルコ版のGalaxy S22ですが、今後数週間のうちにグローバル展開されると見られます。
日本国内版のS22シリーズへの配信スケジュールについては、現時点では未定です。
もしお手元の端末でアップデートを確認したい場合は、
「設定」>「ソフトウェア更新」>「ダウンロードおよびインストール」から手動でチェック可能です。
Galaxy S22シリーズが最後に迎える大規模アップデート。
発売から約3年、ついに「完結編」と呼べる進化が始まります。