
サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S26」シリーズのカメラ仕様がリークされました。ただし内容を見ると、驚くようなアップグレードはほとんどなく、むしろ停滞を感じさせるものとなっています。
目次
リークされたS26シリーズのカメラ構成
今回の情報源は韓国ETNews。サプライヤー経由で主要カメラ部品の仕様が明らかになっています。
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Galaxy S26 Ultra
200MPメインカメラ、50MP超広角、10MP 3倍ズーム、50MP 5倍ズーム。
(※S25 Ultraから据え置きですが、F値はf/1.4に拡大される可能性あり)
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Galaxy S26 Edge
200MPメイン、50MP超広角。S25の12MP超広角から大幅アップ。
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Galaxy S26(Pro/無印系)
50MPメイン、12MP超広角、10MP 3倍ズーム。
2023年のS23から4世代続けて同一構成。
いずれのモデルもフロントカメラは12MP据え置きで、こちらも4世代連続で変化がない見込みです。
比較で浮かぶ「停滞感」
過去のSシリーズでは毎年何かしらの改善が見られましたが、今回のS26シリーズではUltraですらS25 Ultraとほぼ同一仕様。唯一の大きな変更点は「Edge」の超広角カメラが12MPから50MPに強化されることです。
一方、ライバルとなるiPhone 17シリーズではフロントカメラが18MPに進化し、縦横どちらの向きでも高精細なセルフィー撮影が可能になると報じられています。SNSを重視する若い世代にとっては、この差は無視できないポイントになりそうです。
発売時期や日本展開は?
Galaxy S26シリーズの発表時期はまだ正式に公表されていません。例年どおりであれば、2026年前半にグローバル発表が行われる可能性が高いと見られています。ただし日本での発売や価格については、現時点では未定です。
気になるのは「見えない改良」の有無
今回のリークが示すのは、あくまでハードウェア仕様の数字だけ。実際にはセンサーの改良やソフトウェア処理によって画質が大きく変わることもあります。Galaxy S26 Ultraのメインカメラに関しては、f/1.4というより明るいレンズが採用されるとの噂もあり、暗所性能が向上する可能性は残されています。
とはいえ、スペックシート上の進化が乏しいことは事実。Androidの代表格として君臨してきたGalaxy Sシリーズが、このまま停滞してしまうのかどうか。正式発表に向けて注目が集まります。