
Samsung Displayのトップが「北米の顧客向け」に折りたたみ式OLEDディスプレイを供給すると発言しました。このタイミングや規模から、多くのメディアがその“顧客”はAppleなのではないかと推測しています。
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Samsung Displayが折りたたみOLEDを量産準備
Samsung Displayの社長、李廷洙(Lee Cheong)氏は記者団に対し「北米の顧客に向けて折りたたみ式OLEDディスプレイの生産を準備している」と発言しました。
顧客名については明かされませんでしたが、「北米の顧客」という言葉から、Appleが有力候補として取り沙汰されています。
生産開始は2026年第3四半期を予定
韓国メディア「朝鮮Biz」によると、Samsung Displayは第8.6世代OLEDの生産を2026年第3四半期に開始予定とのこと。MacRumorsもこの情報を報じています。
AppleのiPhoneシリーズは例年9月に発表されるため、この生産スケジュールは新型iPhone投入時期と重なります。タイミング的にも、未発表の「iPhone Fold」の登場が近いとみられています。
2026年秋、折りたたみiPhoneの可能性大
現時点ではAppleから公式発表はなく、日本での発売についても未定です。しかし、今回のSamsung幹部の発言と生産時期の一致を考えると、2026年秋に「iPhone Fold」が登場する可能性は高そうです。
これまで噂されてきた「iPhone Air」は、折りたたみモデル投入に向けた布石だったのかもしれません。