中国で発表されたiQOO 15 Ultraについて、iQOOが公式の修理用部品価格を公開しました。スクリーンやバッテリー、マザーボード、各カメラモジュールまで細かく価格が明らかになっています。ハイエンド仕様ゆえに本体スペックが注目されがちですが、こうしたアフターサポート情報も気になるところです。
今回は、iQOO 15 Ultraの修理価格の詳細と、あらためて本体スペックを整理します。
目次
発売直後に修理価格を公開
iQOO 15 Ultraは中国で発表された最新フラッグシップモデルです。今回iQOOは、中国国内向けに公式スペアパーツ価格を公表しました。
スクリーン交換は通常1,590元(約223ドル)。ただし、破損したディスプレイを回収に出す場合は1,190元(約167ドル)に割引されます。回収されたディスプレイは工場へ送られ、環境配慮型の処理が行われるとしています。
バッテリー交換は199元(約28ドル)、リアカバーは245元(約34ドル)。マザーボードはメモリ・ストレージ構成によって価格が異なり、
- 16GB+512GBモデル:3,260元(約456ドル)
- 16GB+1TBモデル:3,650元(約511ドル)
- 24GB+1TBモデル:3,850元(約539ドル)
という設定です。
カメラ関連では、フロントカメラが90元、メインのリアカメラが295元、望遠モジュールが285元、超広角カメラが115元。アクセサリー類は充電器が199元、データケーブルが89元です。
保証外修理の場合、作業費は一律50元。複数部品を同時交換する場合でも作業費は1回分のみとのこと。保証期間内であれば、スクリーンやバッテリー、マザーボード、カメラは追加費用なしで交換可能とされています。
Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載
iQOO 15 Ultraは、6.85インチの2K+解像度、リフレッシュレート144Hz対応のSamsung M14 LTPO AMOLEDディスプレイを搭載。ピーク輝度は最大8,000ニトとされています。HDR対応に加え、高周波PWM調光や1ニトまでの低輝度表示にも対応します。
プロセッサはSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用。さらに専用のQ3ゲーミングチップを搭載し、最大24GBのLPDDR5X RAM、UFS 4.1ストレージを組み合わせています。
冷却面では、大型ベイパーチャンバーに加え内蔵ファンを搭載。さらに感圧式ショルダートリガーも備えており、ゲーム用途を強く意識した設計です。
バッテリー容量は7,400mAh。100W有線充電と40Wワイヤレス充電に対応します。
カメラはクアッド構成で、50MPのSony製メインセンサーと3倍ペリスコープ望遠レンズを搭載。IP68/IP69の防水防塵、Dolby Atmos対応デュアルステレオスピーカー、Android 16ベースのOriginOS 6.0も特徴です。

ゲーミングと生産性を両立
iQOO 15 Ultraは、高リフレッシュレートの2K+ディスプレイ、Snapdragon 8 Elite Gen 5、最大24GBメモリ、専用Q3チップという構成から、ハイエンドゲーミング用途を明確に想定したモデルです。一方で大容量メモリやUFS 4.1ストレージは、動画編集やマルチタスクなどの用途でも余裕のあるパフォーマンスが期待できます。
内蔵ファンやショルダートリガーといったハードウェア機構を備えながら、IP68/IP69や7,400mAhバッテリーも両立している点は、単なるゲーム特化機にとどまらない設計思想が見えます。
現時点では中国展開のみ
今回公開された修理価格は中国国内向けの情報です。現時点では日本での発売や価格については発表されていません。
修理費用の詳細を公式に開示したことで、購入後の維持コストがある程度見通せるようになりました。ハイエンド構成ゆえにマザーボード交換は高額ですが、バッテリーやカメラモジュールは比較的抑えられた価格設定です。中国での展開を踏まえ、今後のグローバル展開があるかどうかが注目ポイントになりそうです。
引用: GIZMOCHINA
