Honorの折りたたみスマートフォン戦略に、今年ひとつの転換点が訪れるかもしれません。海外メディアの報道によると、同社は従来のラインアップを見直し、新しいフォームファクターの投入を準備していると伝えられています。フラッグシップのHonor Magic V3が示した完成度の高いブック型とは別に、別軸の選択肢が加わる可能性があります。
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Magic Vs後継は見送り、ワイド型へ移行の可能性
中国SNS・Weiboの情報提供者によると、Honorはクラムシェル型や一部既存シリーズの後継機を2026年に投入しない見通しだと報じられています。その代わりに準備されているのが、いわゆる「ワイド折りたたみ」と呼ばれる新カテゴリの端末です。
価格帯はこれまでのMagic Vsシリーズに近く、事実上そのポジションを引き継ぐ形になるとされています。2022年末に登場したMagic Vsは、薄型・軽量設計と比較的抑えた価格設定で注目を集めましたが、2024年のMagic Vs 3以降、新モデルが出ていない点も今回の見方を後押ししています。
画面比率16:10〜4:3、使い勝手重視の設計
今回噂されているワイド折りたたみは、内側ディスプレイの横幅を広げ、画面比率を16:10、もしくは4:3に近づけるのが特徴です。一般的なブック型折りたたみよりも、閉じた状態での操作性が高まり、開いた際にはタブレットに近い作業領域を確保できるとされています。
このアプローチは、すでにHuaweiのPura Xなどで採用され、業界内で注目を集めています。動画視聴やマルチタスクといった用途では、従来型より実用的だと評価する声もあります。
Honor Magic V3や中古市場への影響は?
現行の主力であるHonor Magic V3は、グローバル展開も進む完成度の高いブック型折りたたみとして位置づけられています。今回のワイド折りたたみが登場したとしても、Magic V3の直接的な後継や代替になるわけではなく、ラインアップの幅を広げる役割になりそうです。
一方で、Magic Vsシリーズが終了する場合、中古市場やケースなど周辺アクセサリーの動きには影響が出る可能性があります。なお、現時点では日本での発売時期や価格については明らかにされておらず、日本発売は未定です。
折りたたみの主戦場は「使い方」にシフト
今回の情報が事実であれば、Honorは単なる薄型化や高性能化ではなく、画面比率と利用シーンに軸足を置いた再編に踏み出すことになります。2026年にはHuaweiやAppleなど複数メーカーがワイド折りたたみを投入すると見られており、折りたたみスマートフォンの競争は、形状そのものの最適解を探る段階に入りつつあります。Honorの新モデルは、その流れを象徴する存在になるかもしれません。
引用: GIZMOCHINA
