スマートフォンの進化はカメラやAIばかりが注目されがちですが、ここにきて「バッテリー」を真正面から武器にしたモデルが登場しました。Realmeが発表した「Realme P4 Power 5G」は、10,001mAhという桁違いのバッテリー容量と、144Hz表示に対応した有機ELディスプレイを組み合わせた一台です。日常使いはもちろん、長時間の動画視聴やゲーム用途を強く意識した構成になっています。
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10,001mAhバッテリーが主役の設計思想
Realme P4 Power 5Gの最大の特徴は、やはり10,001mAhという大容量バッテリーです。Realmeによると、10,000mAhを超えるバッテリーを搭載したグローバル向けスマートフォンとしては初の事例とされています。
耐久性にも力が入れられており、MIL-STD-810に準拠した耐衝撃テストをクリアしたとされています。日常的な利用を想定した端末として、バッテリーの物理的な信頼性を強調している点は興味深いところです。
公式に示された駆動時間の目安としては、最大932時間の待受、72時間以上の通話、約32時間のYouTube再生、21時間以上のナビゲーション利用が挙げられています。さらに、ゲーム用途ではBGMIを11時間以上連続でプレイできるとされています。
充電面では80Wの急速充電に対応し、27Wの有線リバース充電も利用可能です。給電しながらバッテリーに負荷をかけずに使えるバイパス充電や、長押しで充電速度を高めるブースト充電機能も搭載されています。加えて、バッテリー健康度が4年間で80%を下回った場合に交換対応を行う保証も用意されています(初回販売分のみ対象)。
144Hz有機ELとDimensity 7400 Ultraを採用
ディスプレイは6.8インチの1.5K有機ELパネルを採用し、リフレッシュレートは144Hzに対応しています。エッジはカーブ形状で、ピーク輝度は最大6,500ニトとされています。屋外視認性を重視するユーザーにとっても気になるポイントです。
SoCにはMediaTek Dimensity 7400 Ultraを搭載し、メモリはLPDDR4X、ストレージはUFS 3.1という構成です。加えて、映像処理を補助する専用のHyperVision+ AIチップも内蔵されています。性能面では、ゲームや高リフレッシュレート表示を安定して支える設計といえそうです。

カメラ構成と耐久性も抜かりなし
カメラは、OIS対応の50MPメインカメラにSony IMX882センサーを採用。これに8MPの超広角カメラ、2MPの補助センサーを組み合わせています。フロントカメラは16MPで、Sony IMX480センサーが使われています。
OSはAndroid 16をベースにしたRealme UI 7.0を搭載し、3年間のAndroidアップデートと4年間のセキュリティアップデートが提供される予定です。
耐久面ではIP69、IP68、IP66の防水防塵性能に対応しています。そのほか、赤外線ブラスター、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.4などを備え、本体は厚さ9.1mm、重量は219gとされています。カラーはTransSilver、TransOrange、TransBlueの3色で、新しい「TransView」デザインが採用されています。
価格と日本展開について現時点で分かっていること
Realme P4 Powerは、8GB/128GBモデルが25,999ルピーからラインアップされ、上位構成として8GB/256GB、12GB/256GBモデルも用意されています。販売は2025年2月5日から、インドのECサイトFlipkartで開始される予定です。
現時点では、日本での発売や価格については発表されていません。ただし、1万mAh超えという明確な個性と、144Hz有機ELを組み合わせた構成は、今後のミッドレンジ〜バッテリー特化型スマートフォンの方向性を示す存在になりそうです。
引用: GIZMOCHINA
