次のGalaxy Sシリーズはまだかなり先の話ですが、気の早い動きがもう出てきました。Samsungの次世代SoCとみられる「Exynos 2700」が、ベンチマークデータベースに姿を現したと報じられています。数値はまだ試作段階らしく控えめですが、Galaxy S27世代を占うヒントとしては気になる内容です。
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Exynos 2700らしきテスト結果が出現
海外メディアによると、Geekbench上で「S5E9975 ERD」という型番のテスト結果が確認されました。X(旧Twitter)で共有された情報ですが、Geekbenchのデータベース上に正式に存在しており、少なくとも表面的には不自然な点は見当たらないとされています。
もっとも、過去にもroot化端末などによる“それっぽい結果”が出回った例はあり、これが本当にSamsungのテスト機なのかは断定できません。そのため、現時点では「Exynos 2700の初期テストとみられるものが確認された」という段階に留まります。
GPUはXclipse 970、性能はまだ抑えめ
今回のGeekbenchではGPU性能(OpenCL)が測定されており、GPUはSamsung Xclipse 970と表示されています。構成は4コンピュートユニット、クロックは555MHz。これは、すでに複数回テスト結果が出ているExynos 2600の試作構成と比べると、ユニット数もクロックもおよそ半分です。
OpenCLスコアは15,618ポイント。GPU構成がかなり控えめなことを考えると、極端に悪い数字ではないものの、Exynos 2600のテスト結果には明確に及ばない水準です。あくまで初期検証用の設定と考えるのが自然でしょう。
CPUは10コア構成、ただしかなり変則的
CPU構成もなかなか個性的です。コア数は10コアで、クラスタ構成は「1-4-1-4」という珍しい形。動作クロックは2.3GHz、2.4GHz、2.78GHz、2.88GHzとされており、いずれもかなり低めに見えます。
参考までに、Exynos 2600ではプライムコアが最大3.8GHz(テスト機でも3.55GHz)に達していました。今回の数値は明らかに最終仕様とは言えず、アーキテクチャについても詳細は不明です。ただ、Exynos 2600で採用されたARMのLumex系アーキテクチャの後継になる可能性が高いとみられています。
Galaxy S27向け?2nm世代SoCの可能性
報道では、Exynos 2700もExynos 2600と同様に2nmプロセスを採用する可能性があるとされています。投入先は、Galaxy S27およびGalaxy S27+が有力で、地域によって搭載されるとみられています。
Galaxy S27自体はまだ先のモデルなので、日本での発売時期や価格はもちろん未定です。ただ、ここまで早い段階でテストらしき情報が出てきたことで、Samsungが次世代Exynosの準備を着実に進めていることは感じられます。個人的には、今後CPUコア構成やGPU規模がどう整理されていくのかが、一番の注目ポイントになりそうです。
引用: Notebookcheck
