スマートフォンのカメラ性能を最優先する人にとって、選択肢は年々絞られてきました。そんな中で海外メディアが注目しているのが、Huaweiの最新フラッグシップ「Huawei Pura 80 Ultra」です。価格は約1,400ユーロとかなり強気ですが、その理由は明確で、スマートフォンとしては現行トップクラスとされるカメラ性能にあります。一方で、カメラ以外の部分では評価が割れる内容になっています。
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スマホ最高峰と評されるカメラ性能
Huawei Pura 80 Ultraの最大の特徴は、間違いなくカメラです。メインカメラは50MPで、1インチの大型センサーを採用。これに40MPの超広角カメラが組み合わさります。ここまではPura 80 Proと共通ですが、Ultraでは望遠構成が大きく異なります。
Pura 80 UltraはOIS対応の望遠カメラを2基搭載し、50MPと12.5MPのセンサーをスライド式で共有する構造です。これにより最大9.4倍の光学ズームが可能となり、焦点距離は22.5mmから212mmまでをカバーします。スマートフォンとしては異例のレンジで、AppleのiPhoneやSamsungのGalaxy Ultraシリーズと並ぶ存在として評価されています。
本体サイズと価格は覚悟が必要
一方で、筐体デザインは万人向けとは言えません。高光沢仕上げのため指紋が付きやすく、Huaweiは最初から保護ケースを同梱しています。本体は最大厚15.7mm、重量234gと、最近のフラッグシップモデルの中でもかなり大型で重たい部類です。
価格は公式で1,399ユーロ。カメラ性能を考えれば理解できなくもありませんが、日常的に持ち歩くスマートフォンとしては、サイズと重量がネックになる人も多そうです。なお、日本市場(Huawei Pura 80 Ultra Japan/日本)での発売については、現時点では正式な発表はありません。
Kirin 9020搭載も性能面は控えめ
SoCにはHiSilicon Kirin 9020を搭載していますが、パフォーマンスは最新フラッグシップとしては控えめとされています。ベンチマークテストでは、他社のハイエンドSoCに及ばない場面もあるようです。Huawei Pura 80 Ultra Antutuの具体的なスコアについては、現時点で記事内では明示されていません。
ただし、16GBのLPDDR5 RAMと512GBのUFS 4.0ストレージを備えており、日常使用で困る場面はほぼない構成です。OSはAndroid 12ベースのEMUI 15で、Huaweiは5年間のアップデートを約束しています。5G通信には非対応で、Googleサービスも利用できないため、アプリはAurora Store経由で導入する形になります。
カメラ特化型という割り切りが全て
Huawei Pura 80 Ultraは、スマートフォンとしての総合力よりも、カメラ性能にすべてを振り切った1台です。価格やサイズ、SoC性能、5G非対応といった弱点は明確ですが、それでも「スマホで撮れる写真・動画のクオリティ」を最優先する人にとっては、他に代えがたい選択肢になり得ます。日本での発売や、中古市場の動向も含め、今後の展開が気になるモデルです。
引用: Notebookcheck
