折りたたみiPhoneの噂は長いこと出続けていますが、AppleInsiderは「iPhone Fold」が2026年後半に登場する可能性をまとめています。現時点でAppleは未発表のため、以下はあくまで報道・リークに基づく内容です。
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2026年秋が本命視、ただ延期説も残る
iPhone Foldの噂は2017年ごろから存在し、当初は2020年量産などの話も出ていました。ただ、その後は見通しが後ろ倒しになり、最近では2026年または2027年が候補として語られてきた流れです。
AppleInsiderによると、現在の見立てとしては2026年秋のiPhoneラインナップの一部になる、という見方がある一方で、ヒンジ(蝶番)の課題が原因で2027年にずれ込むという報道もあるとのこと。発売時期はまだ確定ではありません。
開くと7.76インチ、閉じても幅広ボディ
折りたたみ型という前提で、最も注目されているのが内側ディスプレイです。噂では、ブック型に開いた内側の画面は7.76インチで、iPad mini(8.3インチ)に近いサイズ感になるとされています。
また、2025年12月に流出したとされるCAD図面の話として、内側画面をiPadに近いアスペクト比に寄せるため、閉じた状態でも本体がやや“幅広・四角寄り”になる可能性が触れられています。
寸法の比較としては、折りたたみ時に幅3.3インチ×高さ4.75インチになるという主張があり、対照としてiPhone Airは幅2.94インチ×高さ6.15インチとされています。
内側画面の解像度は2,713×1,920とされ、アスペクト比の変化を反映しつつ、iPad miniより高い解像度になるという話も出ています。
厚みについては、展開時で5.64mmになる可能性が言及されています(比較として、極薄のM4 iPad Proが5.1mm)。折りたたみ時は構造上、11mmより少し厚くなるだろう、とされています。
さらに外側にも画面が付く見込みで、閉じたままでも通常のiPhoneのように使える、という立て付けです。外側ディスプレイは5.49インチで、解像度は12,088×1,422、画素密度は460ppiで現行世代と同等になる、という噂が紹介されています。
しわ対策と液体金属ヒンジの噂
折りたたみ端末で避けにくいのが、画面中央の「折り目(しわ)」問題です。Appleは長期の研究開発でここを詰めているとされ、ディスプレイ供給元の話も変遷しています。
2017年時点ではLG Displayと組む可能性が語られ、2022年以降はSamsung Displayも関与。2025年2月以降の報道ではSamsung Displayが供給元になるという見方が強い、とされています。パネルは、硬いガラス部分と柔軟な基材を組み合わせるハイブリッドOLEDのような構成が検討されている、という説明もあります。
しわを抑える設計については、Apple独自の「しわの出にくい」方向性を模索していたものの、2025年7月ごろにはSamsungの設計を採用する方向に落ち着いたとも報じられています。
加えて、CES 2026でSamsungの折りたたみ向けディスプレイが展示されており、将来のGalaxy Z Fold 8向けと見られる一方で、Appleが採用する候補にもなり得る、という見立ても紹介されています。

ヒンジ素材については、Liquidmetal(液体金属)を使うという噂が継続。耐曲げ・耐変形に強く、軽量性も狙える素材として言及されています。
カメラは背面にメイン+超広角の2眼で、いずれも48MP級になる可能性があるとのこと。内側の大画面には、表示領域を邪魔しないためにアンダーディスプレイカメラ、外側にはパンチホールカメラを採用する、という話も出ています。
価格は2,000ドル超、詳細は未確定
価格は、折りたたみ型の新フラッグシップとして高額になる見通しです。AppleInsiderがまとめた範囲では、分析者Ming-Chi Kuo氏が2,000〜2,500ドルを示した話や、別のリーカーによる2,100〜2,300ドルというレンジ、さらに少なくとも2,000ドル以上になるとする比較的信頼性の高い報道(2025年9月)に触れています。
一方で、地域別の価格や日本での発売時期については確定情報がなく、現時点では日本発売・国内価格は未定です。つまり現状の重要点は、iPhone Foldは「2026年後半(秋)登場が有力視されつつも延期の可能性が残り、価格も2,000ドル超が見込まれるが、どちらもまだ確定ではない」というところです。
引用: AppleInsider
