Samsung初の三つ折りスマートフォンとして登場したGalaxy Z Trifoldですが、発売後まもなく実施された耐久テストが話題になっています。海外のYouTubeチャンネルによる検証で、メーカーが公表していた耐久回数に届く前に、ヒンジ部分に明確な変化が出始めたと報じられました。
価格や日本展開が気になっている人も多い中、まずは「どれくらい持つのか」という現実的な部分が浮き彫りになっています。
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Galaxy Z Trifold、過酷な折り曲げ検証へ
今回テストを行ったのは、韓国のYouTubeチャンネル「OMG_electronics」。対象となったのは、Samsungが初めて投入した三つ折りモデル、Galaxy Z Trifoldです。
Samsungは公式に「20万回の折りたたみテストをクリアしている」と説明しており、これは1日100回の開閉を5年間続けた想定とされています。なお、同社のGalaxy Z Foldシリーズでは、さらに多い回数のテストが行われているとされており、TriFoldはあくまで初世代モデルという位置づけです。
約61,000回で異音、144,000回で動作に支障
テストは数日間にわたって実施され、最初の変化が確認されたのは約61,000回の時点でした。最初のヒンジから、わずかなきしみ音が出始めたとのことです。その後、約121,000回で2つ目のヒンジにも同様の症状が現れました。
決定的だったのは約144,000回。ヒンジの弾性が低下し、端末を開いた状態で自然にフラットを保てなくなったと報告されています。完全に壊れたわけではないものの、通常の使用感とは言えない状態に達したようです。
公称耐久と実使用の差が浮き彫りに
Samsungが示していた20万回という数値には届かなかったものの、端末自体が即座に使用不能になったわけではありません。ただし、開閉時の感触や保持力に問題が出た時点で、「意図した動作をしなくなった」と判断されています。
三つ折り構造は通常の折りたたみスマートフォンよりもヒンジ構造が複雑で、重さや内部構造への負荷も大きくなります。今回のテスト結果は、初代モデルとしての課題がまだ残っていることを示す内容と言えそうです。
日本発売や価格を考える前に知っておきたい点
現時点では、Galaxy Z Trifoldの日本発売や正式な価格については発表されていません。今回の耐久テストは個人による検証ではありますが、少なくとも公称スペックと実環境の間に差が出る可能性を示しています。
三つ折りという新しいフォームファクターに魅力を感じる人ほど、こうした実使用に近い情報を踏まえた上で判断する必要がありそうです。
