Nothingが、Android 16をベースにした新バージョン「Nothing OS 4.0」の提供スケジュールを発表しました。まず最初に対象となったのは最新フラッグシップのNothing Phone 3。その後、順次ほかのモデルへ拡大していく流れです。
アップデート内容そのものは大きめで、ダウンロード容量は3〜5GBほど。バッテリー残量40％以上、そしてストレージに余裕がある状態で進める必要があります。
今回は、公開されたタイムラインをベースに、国内ユーザー向けに整理して紹介していきます。
目次
Nothing Phone各モデルのアップデート時期は数週間以内に判明
Nothingによると、今回のスケジュールは「明確な日付までは出していないが、モデルごとの大まかな時期を示すもの」とされています。
内容をまとめると以下の通りです。
・向こう1〜2週間で配信開始：Nothing Phone 3に続き、Nothing Phone 2 ProやNothing Phone 2aなど主要モデルが順次Android 16を受け取る見込み
・12月後半：残りの対象モデルへ拡大
・2026年1月：CMFブランドのスマホにも提供開始
・Nothing Phone (3a) Liteは2026年初頭に更新予定
Nothing Phone 3a（8GB/128GBモデルを含む）も対象に入っており、ケースやアクセサリを使い続けたいユーザーにとっては安心できる内容です。AnTuTu（antutu）周りの最適化も進むとされており、Nothing Phone (3a)のベンチマーク動作がどう変わるのか気になるところ。
Nothing Phone (2a)も対象。レビュー勢が注目する改良点
Nothing Phone (2a)はエントリー向けながら人気が高く、ユーザー数の多さから今回の更新でも注目度が高いモデルです。すでに海外コミュニティでは「Nothing Phone (2a) レビュー」の追加検証に向けて、OS 4.0配信を待つ声もあります。
また、機種変更を予定している人にとってはNothing Phone (2a) 買取価格への影響も気になるところ。OSアップデート後しばらくは市場の動きが変わりやすいため、最新OSに対応しているかどうかが査定ポイントになる可能性があります。
Nothing Phone 2aのAnTuTuスコア（nothing phone 2a antutuと呼ばれる部分）の最適化も期待されているポイントで、OSレベルの改善によってパフォーマンスの安定性が高まると報じられています。
Nothing Phone 3や3aのAnTuTuにも影響。軽量ラインも順次アップデート
すでに配信が始まっているNothing Phone 3のAndroid 16対応は、ブランドとしての「最速で主要モデルを更新する」というスタンスの表れです。
Nothing Phone 3a向けのアップデートも控えており、特にNothing Phone (3a)のAnTuTuスコアがどう変化するのかは海外フォーラムでも関心が高め。
本体の動作最適化だけでなく、3a向けケースとの相性や、UIレスポンスに関する改善も話題になっています。
更新前に確認したいポイント。Nothing OS 4.0は容量大きめ
今回のNothing OS 4.0はメジャーアップデート扱いで、容量が3〜5GBと重めです。Nothing Phoneシリーズは比較的ストレージ設定がシンプルなので、空き領域を事前に確保しておく必要があります。
アップデートの確認方法は以下の通り。
・設定 → システム → システムアップデート
・バッテリー残量40％以上推奨
・Wi-Fi環境推奨
Nothingとしては競合メーカーより少し遅れてAndroid 16をスタートしたものの、全モデルの展開はかなり早いペースになると説明しています。
最新の展開状況はNothing Communityか公式のAndroid 16情報ページに随時掲載されるため、自分のNothing Phoneが対象モデルの場合は定期的にチェックしておくと安心です。
引用：Gizmochina
