Huaweiが2026年に“3nm相当プロセス”のゲーミングスマホを投入するかもしれない──中国発のリークが話題になっています。Mateシリーズの新モデル発表を控える中で出てきた情報だけに、一気に期待と疑問が入り混じる展開です。
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3nm相当プロセスのKirin 9030搭載…と中国SNSで報じられる
今回の話題の発端は、中国SNS・Weiboのリーカー「Instant Digital」が投稿した内容です。
同氏によると、Huaweiは来年、Kirin 9030を搭載したゲーミングスマホを投入する見込みとのこと。さらにこのKirin 9030は“3nmに相当するプロセス”で製造されると報じられています。
ただし現時点でHuaweiとSMICは7nmプロセス止まりとされており、これ以上のプロセス技術について信頼性のある情報は出ていません。
また、ASMLのEUV露光装置が輸出規制されている関係で、HuaweiはEUVを使った先端プロセスを利用できない状況が続いています。
一方で、今年初めには「EUVを使わない独自手法で5nmラインを開発中」との報道もあり、今回の“3nm相当”というワードと合わせて技術動向は不透明なままです。
Mate 80シリーズへ先にKirin 9030搭載か、ゲーミング版の噂も拡大
Huaweiは11月25日に中国でMate 80シリーズを発表予定で、こちらにもKirin 9030が搭載されると以前から報じられています。
そんな中で出てきたのが、今回の“ゲーミングスマホ説”。
最近、Huaweiは「Mate 80 GTS」という名称を商標登録しており、これがMateシリーズ派生のゲーミングモデルではないかと噂されています。
ゲーミングスマホ市場は、ASUSやRedMagicなどが存在感を維持しているジャンル。Huaweiとしても参入すれば一定の反響が見込めそうですが、現状では高性能な3nm/5nmプロセス級SoCが本当に準備できるのかが最大の焦点です。
市場が注目するのは“技術的に実現可能かどうか”
今回のリークが注目を集める理由は、やはり「Huaweiが本当に3nm級チップを出せるのか?」という点に尽きます。
中国国内では「2025年に5nmの量産に入る」との報道もありますが、3nm相当プロセスについては裏付けがなく、まだ不確実な段階です。
いずれにせよ、Kirin 9030の真価が明らかになるのはMate 80シリーズの正式発表後になりそうです。ゲーミングモデルが実在するかどうかも含め、来年に向けてHuaweiの動きには引き続き注目していきたいところです。
日本での発売予定は現時点では不明で、公式情報は出ていません。
