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7,500mAhの大容量バッテリーで「丸一日以上」持つ
Oppoの新フラッグシップ「Find X9 Pro」が登場しました。
外観は相変わらず高級感があり、ガラスと金属を組み合わせたモダンなデザインが印象的。ですが今回特筆すべきはバッテリー性能です。
Find X9 Proには、シリコンとカーボンを組み合わせたアノード構造の7,500mAhバッテリーが搭載されています。これはスマホとしてはかなりの大容量。参考までに、iPhone 17 Pro Maxはこれより約7g重いにもかかわらず、容量はおよそ5,000mAhにとどまります。

NotebookcheckによるWi-Fiバッテリーテスト(輝度150cd/m²)では、34時間を超える駆動時間を記録。3nmプロセスで製造されたSoCの省電力性もあり、電池持ちは現行スマホの中でもトップクラスです。
Dimensity 9500の性能に「やや不安」も
一方で、SoC(チップセット)にはMediaTekの最新ハイエンドSoC「Dimensity 9500」が採用されています。
普段使いでは十分パワフルですが、Notebookcheckのレビューでは性能のスロットリング(抑制)が確認されたとのこと。3DMarkストレステストでは最大80%の性能低下が観測されています。
レビュー中は操作上の支障はなかったものの、グラフィック処理やゲームのような負荷の高い状況ではパフォーマンスの波が出る可能性があると指摘。特にAIテスト(UL Procyon AI Inference、Geekbench AI)では、前モデルに比べて数値がやや伸び悩んだとされています。
書き込み速度の遅さはチップ側の問題?
さらにストレージ速度にも興味深い傾向が見られました。
Find X9 Proは最新規格のUFS 4.1ストレージを搭載していますが、書き込み速度が他社ハイエンド機に比べて遅いという結果に。Notebookcheckは、これはストレージ自体の問題ではなく、Dimensity 9500の内蔵メモリコントローラの仕様が影響している可能性があると分析しています。
Oppoの挑戦は続く。完成度は高いが課題も見えた
Find X9 Proは、デザインとバッテリー性能では間違いなくハイレベルな完成度を見せています。
しかし、SoCまわりの最適化や内部制御にはまだ課題が残っており、「電池では勝ったが、性能ではもう一歩」といった印象。
現時点で日本での発売予定は未定ですが、このクラスのスマートフォンとしてどこまで安定性を高めてくるのか、今後のアップデートにも注目です。
引用: NOTEBOOKCHECK
