
Appleが新型Apple Vision Pro(M5チップ搭載モデル)の発表と同時に、3つの新アクセサリを追加しました。
新しい「Dual Knit Band」ヘッドストラップ、「Logitech Muse」デジタルスタイラス、そして**「PlayStation VR2 Sense」コントローラー**です。
目次
より快適になった「Dual Knit Band」が単体販売開始
Apple Vision ProがM5プロセッサ搭載モデルへアップデートされたのにあわせ、標準のヘッドストラップも新しくなりました。
「Dual Knit Band」は従来より柔らかく、長時間の装着でも快適さを保てる設計になっているとのこと。
このストラップは既存ユーザー向けにもApple Storeで単体購入可能(99ドル)となっています。
購入時には、サイズ確認のためiPhoneでのフィッティングチェックが必要です。配送予定は10月23日〜30日頃と案内されており、店頭受け取りは10月22日以降に開始される見込みです。
「Logitech Muse」― 空間上で描ける新しいスタイラス
Apple Storeでは、今回初めて「Logitech Muse」と呼ばれる空間対応アクセサリの販売も始まりました。
黒を基調とした細身のペン型デバイスで、側面には2つのボタンとロゴが配置されています。
Appleによると、「6自由度(6DoF)のモーショントラッキングと直感的な操作により、空間上でも自然に描画・注釈が可能」とのこと。ペン先は筆圧感知式で、空中でも線の太さを変えられます。価格は129.95ドル、10月22日以降に発送開始予定です。
PlayStation VR2コントローラーもApple Storeに登場予定
Appleはさらに、PlayStation VR2 Senseコントローラーと充電ステーションの販売も予告しています。
このデバイスは、6DoFトラッキング、指のタッチ検出、振動フィードバックに対応し、
**「Elu Legend」や「Ping Pong Club」**など複数のVision Pro対応タイトルで利用可能になるとのこと。
販売価格は249.95ドルで、11月11日発売予定。現時点ではApple Store上に商品ページはまだ掲載されていません。
Vision Pro体験の「広がり」が始まる
今回の新アクセサリ群は、Vision Proの体験をさらに拡張する方向性を示しています。
快適な装着感を実現する新ストラップ、空間上で描けるスタイラス、そして他社製VRコントローラーのサポート。
AppleがVision Proを「ヘッドセット」ではなく、「空間コンピューティングの中心デバイス」として育てようとしている姿勢が見えます。