
Samsung(サムスン)が、最新のWear OS 6を搭載したOne UI 8 Watchの安定版アップデートをGalaxy Watch 7向けに配信開始しました。まずは韓国のベータテスター向けに展開されており、今後、他地域や一般ユーザーにも順次配信される見込みです。
目次
まずは韓国から。One UI 8 Watchが正式リリース
今回のアップデートは、Wear OS 6ベースのOne UI 8 Watch安定版としてGalaxy Watch 7に配信開始されたもの。これまでベータプログラムに参加していたユーザー限定で利用可能となっています。
韓国メディアのSamMobileによると、今後数日以内に他地域のユーザーにも順次展開される予定とのこと。
Galaxy Watch 7シリーズは2024年に登場したモデルで、同時期に発売された**Galaxy Watch Ultra(2024)**は7月時点で既に新UIを受け取っていました。今回のアップデートで、Watch 7もようやく最新世代の体験に並ぶ形になります。
Wear OS 6で刷新されたUIとAIコーチング
One UI 8 Watchでは、Wear OSがバージョン6に更新され、インターフェイスも大幅に刷新されています。
主な変更点としては、以下のようなものが挙げられます。
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手首上での操作を直感的にする新しい「Now Bar」機能
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Google純正Wear OSよりも最適化された**ウォッチタイル(ウィジェット)**の配置
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AIを活用したフィットネスアルゴリズムの改良によるパーソナライズコーチング
これにより、日常の操作性だけでなく、運動記録や健康管理の精度も向上しています。
旧モデルへの展開も進行中
Samsungは、Galaxy Watch 6 / 6 Classicでも同様のOne UI 8 Watchベータテストを実施中で、Galaxy Watch 5および4シリーズにも後日アップデートを予定しています。
ただし、旧世代機種ではハードウェアの制約もあるため、正式配信までにはやや時間がかかる見込みです。
Wear OS 6で進化したスマートウォッチ体験へ
今回のOne UI 8 Watch配信は、Galaxy Watch 8シリーズに続いてGalaxy Watch 7にも最新ソフトが行き渡ることを意味します。
特にAIを活用したフィットネス機能や新UIの導入により、既存ユーザーにとっても体感的な進化を感じられるアップデートになりそうです。
現時点で日本向けの配信スケジュールは発表されていませんが、グローバル版の展開が進む中で、近いうちに日本でも利用可能になる可能性があります。