Garmin(ガーミン)が、これまでのTactixシリーズの流れを汲む新モデル「Garmin Tactix 8 Cerakote」を発表しました。Tactix(タクティクス)らしい軍事・戦術用途を前面に押し出したスマートウォッチで、キルスイッチやステルスモードといった、一般的なウェアラブルではあまり見かけない機能が搭載されています。Tactix® 7から続くTactical Evolutionの最新形、と言えそうです。
目次
Cerakote採用のタフネス設計なTactix 8
Garmin Tactix 8 Cerakoteの最大の特徴は、ケースにCerakote(セラコート)と呼ばれるセラミックコーティングを採用している点です。Cerakoteは銃器などにも使われる耐摩耗性の高いコーティングで、Garminによるとケースに吹き付けた後に焼き付け処理を行うことで、長期間の使用に耐える耐久性を実現しているとのこと。
デザイン面もTactix® 7 – Standard Editionなど従来モデルの流れを踏襲しつつ、よりミリタリー色を強めた仕上がりです。内蔵フラッシュライトを備え、レクリエーションダイビングでは水深40mまで対応しています。
キルスイッチとステルスモードの実用性
Tactix 8 Cerakoteには、いわゆる「キルスイッチ」が搭載されています。これは車両のエンジン停止用のものとは異なり、ウォッチ内のデータを即座に消去するための機能です。万が一の状況で個人データを残したくない場合に備えた仕組みとされています。
加えてステルスモードも搭載。Wi-Fi通信を無効化し、GPS位置情報の記録や共有、通信機能を停止します。さらにナイトビジョンゴーグルに対応するナイトビジョンモードも用意されており、Garminの地形図(トポグラフィックマップ)機能と合わせて、明確に戦術用途を意識した構成です。
スマートウォッチとしての基本性能も網羅
戦術機能が目立つ一方で、スマートウォッチとしての基本機能も一通り揃っています。スマートフォン通知、通話機能、Garmin Payに対応し、日常使いも可能です。
バッテリー持ちはスマートウォッチモードで最大29日とされており、長期間の充電なし運用を想定した設計になっています。価格は海外で1,599ドルと発表されていますが、現時点では日本での発売予定や価格は明らかにされていません。
Tactixシリーズの進化を象徴する1本
Garmin Tactix 8 Cerakoteは、Tactix® 7から続く戦術特化型スマートウォッチ路線をさらに押し進めたモデルです。Cerakoteによる耐久性強化と、キルスイッチやステルスモードといった独自機能は、用途がはっきり分かれる一方で、このシリーズを選ぶ理由を明確にしています。一般向けスマートウォッチとは異なる価値を求める人に向けた、Garminらしい一台と言えそうです。
