Google Homeシリーズで進んでいる大きな変化が、少しずつ次の段階に入ろうとしています。音声アシスタントとして長年使われてきたGoogle Assistantに代わり、生成AI「Gemini」を中核に据える動きが始まりました。まずはアメリカ限定のEarly Accessでしたが、Googleは次の展開について公式に言及しています。
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Google HomeでAssistantからGeminiへ移行中
Googleは現在、Google Homeアプリを通じて、スマートスピーカーやディスプレイ向けに「Gemini for Home」を展開しています。これは従来のGoogle AssistantをGeminiに置き換える試みで、対象ユーザーはEarly Accessとして段階的に切り替えが進められています。
ただし、この移行は歓迎一色というわけではありません。海外では、既存機能が一部使えなくなった、操作感が変わったといった声も多く、評価は割れています。それでも、実際に試してみたいというユーザーが多いのも事実で、Googleは対象ユーザーを急ピッチで増やしている状況です。
米国限定だったGeminiがカナダへ拡大
これまでGemini for Homeが利用できたのはアメリカ国内のみでしたが、Google HomeおよびNest製品の責任者であるAnish Kattukaran氏が、次の展開先としてカナダを明らかにしました。
カナダでは英語だけでなくフランス語対応が重要になりますが、この点についてもGoogleは対応を進めており、フランス語サポートは来年中に提供される予定とされています。北米市場の中でも、多言語対応が求められるカナダは、次の展開先として自然な選択と言えそうです。
日本のGoogle Homeユーザーはどうなる?
現時点では、Gemini for Homeの日本提供については何も発表されていません。日本で販売されているGoogle Home Miniを含む各デバイスも、引き続きGoogle Assistantが基本となります。
今後、Gemini対応が始まった場合、Google Homeアプリ上での設定変更や、場合によってはGoogle Home Mini 初期化が必要になる可能性も考えられます。ただし、これはあくまで運用上の一般論であり、日本向けの具体的な手順やスケジュールは未定です。
確かなのは、Googleがスマートホームの中核にGeminiを据える方針をすでに明確にしていること。北米から始まったこの動きが、どのタイミングで日本に届くのかは、今後の公式発表を待つ必要があります。
