
中国Realme(リアルミー)から、iPhone風デザインを採用しつつ、軽量・薄型ボディに大容量バッテリーを詰め込んだ新型スマートフォン「Realme 15T」に関するリーク情報が登場しました。
実現すれば、ミッドレンジ価格帯ながらプレミアム感と実用性を両立した注目モデルとなりそうです。
目次
7.79mmの薄型ボディに7,000mAhバッテリーを搭載か
今回リークされたRealme 15Tは、薄さ7.79mm・重さ181gというスリムかつ軽量な筐体ながら、7,000mAhという大容量バッテリーを搭載する可能性があると報じられています。
外観はフラットエッジで、リアカメラ部は前世代の14TよりもさらにiPhoneライクなデザインに進化。
カラーバリエーションとして「Silk Blue」「Flowing Silver」「Suit Titanium(仮訳:スーツチタニウム)」などが準備されているようです。
ディスプレイサイズは6.57インチで、iPhone 16 Proよりもわずかに大型。
バッテリー充電も前モデルの45Wから60Wへ高速化され、付属のACアダプターは80WのSuperVOOCにも対応するとの情報もあります。
SoCはMediaTek Dimensity 6400 Maxを採用の見込み
搭載SoCには、MediaTekの「Dimensity 6400 Max」が採用されるとみられており、14Tシリーズの後継機として順当なパフォーマンス向上が期待されます。
Dimensity 6400 Maxは、6nmプロセスで製造される中性能帯のチップセットで、日常使いや一般的なアプリ操作においては十分な処理能力を提供する設計です。
GPUやAI処理性能の詳細は未発表ですが、7,000mAhというバッテリーと60W充電との組み合わせにより、電池持ちと利便性の両立を目指した構成といえるでしょう。
価格は約19,999インドルピー、日本発売は未定
インド市場向けの価格は約19,999ルピー(約3.6万円前後)になると予想されており、価格帯としてはミッドレンジ〜エントリープレミアムに位置づけられます。
ただし、現時点では日本国内での発売情報は出ておらず、日本市場への投入予定は不明です。過去のRealme端末と同様、海外EC経由での入手が中心になる可能性があります。
iPhoneライクなスタイルに中華ガジェットらしい攻めた構成
Realme 15Tは、iPhoneライクなデザインを前面に打ち出しつつ、スペック面では「中華スマホらしい」独自の魅力を詰め込んだ1台として注目できます。
特に7,000mAhの大容量バッテリーを7.79mmという薄型筐体に収めている点は、大手メーカーにはない大胆な設計思想を感じさせます。Dimensity 6400 Maxの採用でコストを抑えつつも、充電性能やデザイン面での訴求力を高めている点もポイントです。