LenovoのポータブルゲーミングPC「Legion Go 2」に、複数のプロセッサ構成が用意されることが明らかになっています。ハイエンドモデルだけでなく、より価格を抑えたAMD Ryzen Z2搭載モデルも展開される予定で、さらにSteamOS版の投入も計画されていると報じられています。
着脱式コントローラーや高リフレッシュレート対応のOLEDディスプレイといった特徴はそのままに、選択肢が広がる形になりそうです。
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Ryzen Z2搭載の廉価モデルも用意
今回の情報によると、Legion Go 2には上位モデルとしてAMD Ryzen Z2 ExtremeとRadeon 890M iGPUを搭載した構成に加え、標準版のAMD Ryzen Z2を採用したモデルも用意されます。
このRyzen Z2は、アーキテクチャ的にはRyzen 7 8840U系統に近く、内蔵GPUはRadeon 780Mとされています。初代Legion Goに搭載されていたRyzen Z1 Extremeに近い性能帯と考えられます。
メモリ容量は廉価モデルでも32GBを維持しており、容量面での妥協はない仕様です。海外価格は512GB SSDモデルで1249ユーロと報じられています。
ベンチマーク結果では、Ryzen Z2 Extreme搭載モデルと比較してゲーム性能はおおむね15〜20%低下する見込みですが、レトロゲームや比較的軽量なタイトルを中心に遊ぶ用途では十分な性能になるとされています。
OLED 144Hzと着脱コントローラーは継続
Legion Go 2の大きな特徴として、引き続き着脱式コントローラーを採用している点があります。Nintendo Switchのようにコントローラーを取り外してプレイできる構造は競合機種との差別化ポイントになっています。
さらにディスプレイにはOLEDパネルを採用し、144HzリフレッシュレートとVRR(可変リフレッシュレート)にも対応。携帯ゲーム機としては比較的高い表示性能を持つ仕様です。
ゲーミングUMPC市場ではLCDパネル採用機も多いため、画質面を重視するユーザーにとっては魅力的なポイントになりそうです。
SteamOS版は夏以降に登場予定
もうひとつ注目されているのがSteamOS版の存在です。
Lenovoはすでに別モデル「Legion Go S」でWindows版とSteamOS版を展開していますが、同一プロセッサでもSteamOS版のほうが30%以上高いゲーム性能を示したという検証結果が報告されています。
この傾向がLegion Go 2にも当てはまる場合、Ryzen Z2またはRyzen Z2 ExtremeとSteamOSの組み合わせによって、さらなるパフォーマンス向上が期待できる可能性があります。
ただしSteamOS版の市販モデルはまだ提供されておらず、専用モデルの発売は夏以降になる見込みと報じられています。
日本発売時期や価格は現時点で未定
現時点ではLegion Go 2の日本発売日や国内価格について公式発表はありません。
SteamOS版については価格が下がる可能性があるという初期情報もありますが、メモリやストレージ価格の上昇を考慮すると必ずしも安価になるとは限らないと指摘されています。
いずれにしても、Ryzen Z2搭載モデルの追加とSteamOS版の投入によって、Legion Go 2は性能重視だけでなく価格帯の選択肢も広がる可能性があり、今後の正式発表が注目される状況です。
引用: Notebookcheck
