中華系Androidハンドヘルドとして高い評価を受けてきたAYNの「Odin 2」が、ついに製品寿命を迎えました。あわせて、後継ポジションにあたる「Odin 2 Portal」シリーズが期間限定で値下げされています。Odin 2 ProやOdin 2 Maxを検討していた人にとっては、ひとつの転換点になりそうです。
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Odin 2が終売、公式サイトで販売停止
AYNは公式Discord上で、Odin 2がエンドオブライフ(EOL)に到達したと発表しました。2023年後半に登場した同モデルは、2024年に後継機「Odin 3」が登場しており、世代交代の流れが明確になった形です。
発表によると、Odin 2はすでにAYN公式サイトで購入できない状態となっています。記事執筆時点ではトップページ上に製品画像は残っているものの、リンク先は404エラーになる状況です。
なお、販売終了に伴いソフトウェアサポートがどうなるのかについては、現時点で明確な言及はありません。
Odin 2は6インチのフルHD(1,920×1,080)LCDディスプレイを搭載し、SoCにはQualcomm Snapdragon 8 Gen 2を採用。最大16GB RAM、最大512GBストレージ(microSDによる拡張対応)、そして8,000mAhバッテリーを備える構成でした。エミュレーション用途では、Odin 2 Ps3クラスの動作検証が話題になることも多く、ハイエンドAndroid携帯機として一定のポジションを築いていました。
今後は中古市場、いわゆる「Odin 2 中古」を狙う動きが強まる可能性もありそうです。
Odin 2 Portalが249ドルに値下げ
Odin 2の販売終了とあわせて、AYNは2024年発売の「Odin 2 Portal」シリーズを期間限定で値下げしています。セールはすでに開始されており、2月25日までAYN公式サイトで実施される予定です。
価格は以下の通りです。
Odin 2 Portal Base(8GB RAM + 128GBストレージ)は通常329ドルのところ、249ドルに値下げ。
Odin 2 Portal Pro(12GB RAM + 256GBストレージ)は399ドルから369ドルへ。
Odin 2 Portal Max(16GB RAM + 512GBストレージ)は50ドル値引きされ、449ドルとなっています。
特に249ドルまで下がったベースモデルは、同じSnapdragon 8 Gen 2を搭載するRetroid Pocket 6(8GB + 128GBで229ドル)と直接競合する価格帯です。

7インチ120Hz AMOLEDと大容量電池
Odin 2 Portalの特徴は、ディスプレイとバッテリー容量にあります。
ディスプレイは7インチ、120Hz駆動のAMOLEDパネルを採用。Retroid Pocket 6の5.5インチ 120Hz AMOLEDと比べて、より大画面でのプレイが可能です。
バッテリーは8,000mAhを搭載。Retroid Pocket 6の6,000mAhよりも容量が大きく、長時間プレイを重視するユーザーには魅力的な構成です。SoCは両機種ともにQualcomm Snapdragon 8 Gen 2で、GPUはAdreno 740となります。
スペック面では同等ながら、画面サイズとバッテリー容量で差別化を図るのがOdin 2 Portalの立ち位置といえます。
今後はOdin 3とPortalへ軸足
Odin 2の終売により、AYNの現行ラインナップはOdin 3およびOdin 2 Portalが中心となります。Odin 2 ProやOdin 2 Maxを新品で検討していた人にとっては、選択肢は実質的にPortalシリーズへ移行する形です。
今回の値下げは期間限定とされており、Snapdragon 8 Gen 2搭載のAndroidハンドヘルドを検討しているなら、7インチ120Hz AMOLEDと8,000mAhバッテリーを備えたOdin 2 Portalがひとつの基準になりそうです。なお、日本での正式販売や価格については現時点では発表されていません。
引用: Notebookcheck
