Lenovoが、これまでのゲーミングノートの常識を少し越えてきそうです。海外メディアの報道によると、同社は画面が横方向に展開するロール式OLEDディスプレイを搭載した新型ゲーミングノートPCを準備しているとのこと。CES 2026での披露が見込まれており、Legionシリーズの中でもかなり異色の存在になりそうです。
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最大24インチに拡張するロール式OLEDを搭載
このモデルは「Lenovo Legion Pro Rollable」と呼ばれており、ベースとなっているのはLegion Pro 7i。通常時は16インチサイズですが、本体のボタン操作によってディスプレイが左右に展開し、21.5インチ、最大24インチまで拡張できる仕組みとされています。
ディスプレイはLenovoのPureSight OLEDで、横方向に均等に伸びるデュアルモーター式のテンション機構を採用。これにより、表示の歪みを抑えつつ、張りのある状態を保つとのことです。サイズごとの解像度やアスペクト比は未公表ですが、画面サイズに応じて自動的に調整されると報じられています。
Core Ultra 9とRTX 5090を想定したハイエンド構成
パフォーマンス面も、コンセプトモデルとは思えない内容です。CPUにはIntel Core Ultra 9 275HXが採用される可能性が高く、GPUはNVIDIA GeForce RTX 5090を搭載するとされています。
現行のLegion Pro 7iでは、16インチのWQXGA(2,560×1,600)OLEDディスプレイやRTX 5080/5070 Ti構成が展開されていますが、それをさらに押し広げた位置づけです。Legion 5 ProやLegion 5 Gen 7 AMD(15インチ・RTX 3060)といった既存モデルとは、完全に別次元のハイエンド路線と言えます。

AI機能を前提にした次世代Legionの方向性
ソフトウェア面では、Lenovo独自のAI機能が多数盛り込まれるとされています。具体的にはAI Engine+、Smart FPS、AI Frame Gaming Display、AI Screen Detection、Cursor Tracking、AI Game Assistance、Adaptive AI Lightingなどが挙げられています。
大画面化による没入感と、AIによる最適化を組み合わせ、eスポーツや本格的なゲームプレイを想定した構成です。Hp Lenovo Gaming系の文脈で語られることが多い「高性能ゲーミングノート」の中でも、かなり実験的なアプローチに見えます。
CES 2026では“コンセプト展示”の可能性が高い
現時点でLenovoから公式発表はなく、このLegion Pro RollableはCES 2026でのコンセプト展示になる見込みと報じられています。一般向けに販売されるかどうかは未定で、あくまで技術デモに留まる可能性もあります。
とはいえ、Legion 5 ProやLenovo IdeaPad Gaming 3iのように、実験的な要素が後年の量産モデルに落とし込まれてきた例もあります。今回のロール式ディスプレイも、将来のゲーミングノートの方向性を示す一歩として注目されそうです。
引用: Notebookcheck
