スライド式ゲームコントローラーを備えたスマホが、2025年にふたたび登場します。
AYANEOが公開した新モデル 「AYANEO Pocket PLAY」 は、ソニー・エリクソンのXperia Playをオマージュしたデザインで、往年のファンにはたまらない仕上がりになっています。
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15年ぶりの“スライド式ゲーミングフォン”として発表
AYANEOは、同社初のゲーミングスマートフォンであるAYANEO Pocket PLAYを発表しました。
公開された動画では、昔のXperia Playを思わせるスライド構造が確認でき、2011年頃の携帯ゲーム文化を現代技術で再構築した印象です。
本体を横にスライドすると、
- D-pad
- 4ボタン
- 2つの「スマートタッチパッド」
が姿を見せます。スマートタッチパッドは、次期ハンドヘルド機「Pocket VERT」にも共通採用される技術とのこと。

コントローラー部にはAYANEOの象徴的な「AYANEOボタン」が配置され、同社のハンドヘルド向けソフトウェア群が利用できる模様です。ほかにもアプリメニューを呼び出すらしきボタン、用途不明の専用キーも用意されています。
背面はカメラの出っ張りがないフラットな2眼構成。上部には4つのショルダーボタン、中央に電源キー・音量キー、下部にはUSB-C端子を配置。
これらの作り込みを見る限り、スマホというより“携帯型ゲーム機に電話機能を載せた存在”に近い印象です。
デザインはレトロ×モダンのMIX。冷却穴も搭載
本体の両端にはスピーカーとみられる穴があり、操作時に手でふさがりやすい位置ではあるものの、実際の使い勝手は実機レビュー待ちとなりそうです。
さらに珍しいのは、両側面に「冷却用」とみられる通気口があること。
アクティブクーリング(冷却ファン)を搭載するスマートフォンは非常に少なく、ゲーム特化モデルらしい構造と言えます。
カラーバリエーションは
- ホワイト/シルバー(PSP Goを彷彿とさせるカラー)
- ブラック
の2色。
いずれもAYANEOらしいミニマルなデザインでまとめられています。
スペックは未公開。Kickstarterでの展開が示すもの
AYANEO CEOのArthur Zhang氏によると、“最上位SoCは採用しない”ことをあらかじめ示唆しており、Snapdragon 8 Eliteクラスではない可能性があります。
ただし現時点ではSoCやGPU、ディスプレイ規格、バッテリー容量などの仕様は一切公開されていません。
一方、クラウドファンディングは従来のIndiegogoではなくKickstarterで実施される点が大きなトピック。Kickstarterのプレローンチページが公開済みで、通知登録ができます。
日本での発売予定や価格は現時点では未定です。
AYANEO Pocket PLAYが象徴する“復刻と進化”の方向性
AYANEO Pocket PLAYは、同社の「REMAKE Retro」シリーズとして位置付けられており、
“クラシックデザインの再解釈”をテーマにしながら、現代的なUIやタッチパッド技術、冷却機構を取り入れた点が特徴です。
スペックこそ未公開ながら、スマホと携帯ゲーム機の境界を再び曖昧にする存在として、2025年のゲームデバイス市場で注目を集める一台になりそうです。
