AYANEOが新しい携帯ゲーム機「Pocket VERT」をライブ配信でお披露目しました。見た目はミニマルで上品なGame Boy風…と思いきや、実は前面ガラスの“下”にタッチパッドを隠すという、かなりユニークな仕様を仕込んでいます。
価格やSoCなどの主要スペックはまだ非公開ですが、現時点で明らかになっている情報だけでも、かなり特徴的な1台に仕上がりそうです。
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前面ガラスの下に“見えないタッチパッド”を仕込んだ大胆デザイン
今朝の「シェアリングセッション」でAYANEOが紹介したPocket VERTは、Game Boyオマージュのシンプルな本体に、無印のボタンとミニマルな十字キーを組み合わせたデザインが特徴です。
ただ、本番はその後。CEOのArthur Zhang氏が明かしたのは、前面ガラスの内側にタッチパッドを隠したという点。
このタッチパッドは本体幅いっぱいに伸びていて、D-padとボタンの下に配置。左スティック・右スティック・両方といった具合に役割を割り当てられる“プログラマブル仕様”になっています。
Steam DeckやAYANEO Pocket DMGのようにトラックパッドを備えるハンドヘルドはありましたが、ここまで完全に“見えない”形で仕込んだ例はかなり珍しい印象。使わない時は存在感ゼロなので、ポケットに入れやすいのもポイントです。
Game Boy向け10倍アップスケール対応の3.5インチLCD搭載
Pocket VERTは3.5インチLCDを搭載。オリジナルGame Boyに対して“10倍のパーフェクトアップスケール”ができるパネルで、Analogue Pocketと同じ画面を採用しているとのことです。
全体はガラス一枚で覆われたフロントに、CNC加工の金属ボディというプレミアム仕上げ。
側面には、Pocket DMGから受け継いだ「MagicSwitch」ホイールを搭載。音量調整のほか、押すとミュート、長押しで機能メニューを開くなど、アナログ的な操作感を残しています。
ボディカラーは3色が用意される予定ですが、詳細な配色名は現時点では公開されていません。
バッテリーは6,000mAh。SoCは非公開のまま
今回発表されたハード情報の中で、唯一具体的に明らかになったのが「6,000mAhバッテリー」。
このサイズのハンドヘルドではかなり大きめで、搭載されるチップセット次第では長時間駆動が期待できそうです。
ただし、SoCやGPUなどの主要スペックは未発表。Androidベースのハンドヘルドであることは示唆されていますが、詳細は「今後数週間で続報が来る」としています。
日本での発売予定についても、現時点では明らかになっていません。
リリース時期は未定だが、今後の追加情報に注目したい
Pocket VERTは、デザイン・ギミック・ディスプレイ品質の3点で個性が立っているモデルです。ただ、価格やSoC、対応タイトルなどの重要情報がまだ出ておらず、実際の“実力”が見えてくるのはこれから。
AYANEOは頻繁にライブ配信で最新情報を出すメーカーなので、数週間以内に新しい発表がある可能性が高く、この製品の位置づけがより明確になるタイミングを待ちたいところです。
