軽量ノートの定番として知られるThinkPad X1 Carbon。そのポジションに、Thunderobotがかなり本気の対抗馬を投入してきました。海外メディアNotebookcheckが伝えたのは、新型ノートPC「Thunderobot Aibook 14 Air Carbon」の詳細です。カーボン素材の筐体に大容量バッテリー、最新世代のAMDプロセッサーを組み合わせ、明確にビジネス向け軽量ノート市場を狙った1台となっています。
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ThinkPad X1 Carbonを強く意識した1kg級ボディ
Aibook 14 Air Carbonは、その名の通りカーボンファイバーを採用した筐体を採用。表面にはUV処理も施され、軽さと耐久性の両立を図っています。本体重量は約1kgとされ、14インチクラスのノートPCとしてはかなり軽量な部類です。
このサイズ感と重量は、Lenovo ThinkPad X1 Carbonシリーズを強く意識したもの。実際、Notebookcheckによれば、昨年レビューされたThinkPad X1 Carbon Gen 13よりわずかに重いものの、その差は小さく、携帯性という点では同等レベルに収まっています。
Ryzen AI 9 H 365とRadeon 880Mを搭載
中身はかなり攻めています。搭載されるのはAMDの「Ryzen AI 9 H 365」プロセッサー。これは中国市場向けのStrix Point世代APUで、10コア20スレッド構成、TDPは45Wとされています。
内蔵GPUには「Radeon 880M」を搭載。超軽量ノート向けとしては比較的高いグラフィックス性能が期待でき、日常作業に加えて軽めのクリエイティブ用途までカバーできそうです。Thunderobotはこれまでゲーミング寄りの製品、たとえばThunderobot 911 AirやThunderobot T-Book 16などを展開してきましたが、本機は明確にモバイル重視の路線と言えます。

14インチ2.8K有機ELと85Whバッテリーの余裕
ディスプレイは14インチの有機ELパネルを採用。解像度は2.8K、リフレッシュレートは120Hzで、DCI-P3カバー率100%、DC調光対応とされています。仕様を見る限り、ThinkPad X1 Carbon Gen 13に採用されているものと同等のパネルを使用している可能性が高そうです。
注目なのはバッテリー容量で、85Whというかなり大きな容量を搭載。ThinkPad X1 Carbon Gen 13の57Whと比べると約49%の増加となり、軽量ノートの弱点になりがちなバッテリー持続時間に余裕を持たせています。
4月発売予定、日本展開は現時点で未定
ThunderobotはAibook 14 Air Carbonを4月に投入する計画とされています。現時点では中国市場向けの情報が中心で、日本での発売や価格については明らかになっていません。
Thunderobotは同時期に、Intel Panther Lake世代のCore Ultra 9 386HとGeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載するゲーミングノート「Zero Air」も準備しており、軽量ノートから高性能機までラインナップを拡張しつつあります。マウスなど周辺機器を含め、Thunderobot Mouseのような既存製品と合わせて、日本市場にどう展開してくるのかも気になるところです。Aibook 14 Air Carbonは、少なくともスペック上ではX1 Carbonの牙城を正面から崩しにきた1台と言えそうです。
引用: Notebookcheck
