
ドイツ・ベルリンで開催される世界最大級の家電見本市「IFA 2025」を前に、MotorolaとLenovoの新製品情報がまとめてリークされました。
スマートフォンからゲーミング機、ThinkPadノートPC、さらにはAIを搭載したコンセプトモデルまで、両社の最新ラインナップが一挙に明らかになっています。
目次
Moto G新モデルとEdge 60 Neoが登場予定
Motorolaは3機種のスマートフォンを用意していると報じられています。
エントリーモデルとして「Moto g06」と「Moto g06 power」が追加される見込みで、特に「power」モデルは大容量バッテリー搭載による長時間駆動が特徴になるとみられます。
さらに、2025年のEdgeシリーズを締めくくるモデルとして「Motorola Edge 60 Neo」がラインナップ入り。
詳細なスペックは不明ですが、シリーズの最終モデルとして位置づけられており、注目を集めそうです。
Legion Go第2世代と刷新されたThinkPad群
Lenovoはゲーミング機からビジネス向けまで幅広い展開を予定しています。
特に注目は、ハンドヘルドゲーミングPCの次世代機「Legion Go(第2世代)」です。
初代はWindowsベースでSteamゲームに対応していたことから、後継機も同様にPCゲーミング需要を取り込む製品になると予想されています。
ノートPCではThinkPadシリーズが刷新され、「ThinkPad P1 Gen 8」や「ThinkPad P16/P16v Gen 3」、モバイル向けの「ThinkPad P14s」「P16s」などが登場予定です。
加えて、「ThinkPad X9 Aura Edition」には新色「Glacier White」が追加されるとのこと。
タブレットやAIコンセプトもIFAで公開へ
そのほか、Lenovoは新タブレット「IdeaPad Plus」「Yoga Tab」、ゲーミング向け「Legion Pro」や「ThinkVision」の新型モニターも用意。
デスクトップでは「Lenovo LOQ Tower 26ADR10」が新登場し、周辺機器として「ThinkPad Thunderbolt 5 Smart Dock」もラインナップされています。
さらに目を引くのは2つのコンセプトモデルです。
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Project Pivo:縦横に回転するディスプレイを備えたノートPC。用途に応じて画面を自由に切り替え可能。
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Project Ballet:AIを搭載し、モーター付きジンバルで画面位置を自動調整するノートPC。ユーザーの姿勢や利用環境に合わせて快適性を高めることを狙ったものです。
こうした実験的モデルは市販化されない場合もありますが、Lenovoが描く未来のPC像を示しているといえるでしょう。