Appleが「AirPodsでのライブ翻訳機能」を欧州連合(EU)ユーザー向けに2025年末までに展開する予定であることが明らかになりました。
これまでEUでは規制の関係で提供が遅れていましたが、ようやく正式リリースの目処が立ったようです。
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デジタル市場法が原因でリリースが遅延
この情報はドイツのApple系メディア「Macerkopf」が伝えたもので、Apple Insiderも報じています。
Appleは当初、ライブ翻訳を世界同時にリリースする予定でしたが、EUでは「デジタル市場法(Digital Markets Act)」への対応に時間を要したため、延期となっていました。

新しいスケジュールでは、iOS 26.2(2025年12月中旬配信予定)のアップデートに合わせてEUでも提供が始まる見込みです。
ライブ翻訳機能の対応機種と仕組み
ライブ翻訳機能は、AirPods Pro 2 または AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載モデル)以降で利用可能。
残念ながら、AirPods Maxは対象外となっています。
また、この機能を使うにはApple Intelligenceに対応したiPhone(iPhone 15 Pro以降)と、iOS 26以降のソフトウェアが必要。
会話相手の言葉をリアルタイムでユーザーの母国語に翻訳し、AirPodsを通して音声で再生するという仕組みです。
現在サポートされている言語は、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語の8言語。
日常会話レベルでの旅行や出張シーンなどで、かなり実用的なツールになりそうです。
EUでもようやく“言葉の壁”を越える体験が実現へ
このライブ翻訳機能は、2024年9月のAppleイベントで発表された目玉機能のひとつ。
すでに他地域では順次展開されており、今回のEUでの提供開始によって、ようやくグローバルで同等の体験が整うことになります。
Appleとしては、AIとハードウェアの統合を強化するなかで、「AirPods=単なるイヤホン」から「リアルタイム通訳デバイス」へと進化させたい狙いも見えます。
規制を乗り越えた先に、Appleの次なる“耳の革命”がようやくEUでも始まりそうです。
引用: Apple Insider
