
Googleが新しい「Pixel Weather」アプリをWear OS向けに準備していることがわかりました。Pixel Watch 4の発売にあわせて正式に登場する見込みですが、すでに一部ユーザーによって実機からのAPK抽出が行われ、Wear OS 6搭載の他ブランドのスマートウォッチにもインストールされたスクリーンショットが共有されています。
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Pixel Watch 4からのリークで判明
今回の情報は、Pixel Watch 4を発売日前に入手したユーザーによるリークから明らかになりました。そのユーザーがPixel WeatherアプリのAPKを公開し、Galaxy Watch(Wear OS 6搭載)にインストールしたところ、画面デザインや機能が確認できたというものです。
Googleは先日、既存のWeatherアプリをWear OS 6以降の新規インストール対象から外すと発表していました。そのためPixel Watchユーザーから「天気アプリがなくなるのでは?」と不安の声が出ていましたが、実際には新しいPixel Weatherアプリの準備が進んでいたわけです。
Material 3 Expressiveデザイン採用
アプリの大きな特徴は、Googleが推進する「Material 3 Expressive」デザインを採用している点です。カラフルで視認性の高いUIに刷新されており、以下の情報が確認できる画面が用意されています。
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現在の天気
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時間ごとの天気予報(Hourly forecast)
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日ごとの天気予報(Daily forecast)
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AQI(大気質指数)
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日の出・日の入り
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降水量予測
さらに、天気やUV指数、夕焼けのタイルも追加されており、ウォッチフェイスから素早くアクセスできる仕組みになっています。
ダウンロードはPixel Watch限定か
Pixel Watch 4は2025年10月9日に発売予定で、Pixel Weatherアプリもその前後でPlayストアに公開されると見られます。ただしストアでの配信はPixel Watchシリーズ専用に制限される可能性が高く、他社のWear OS 6スマートウォッチ利用者はAPKをサイドロードするしかないかもしれません。
Pixel Weatherは、これまでのWear OS天気アプリが提供終了する流れを受けて、Google純正の新しい選択肢となる重要な存在です。正式リリース後の対応範囲や配信形態がどうなるのか、注目が集まります。