
サムスンの新型タブレット「Galaxy Tab A11」シリーズの情報がリークされました。今回明らかになった内容では、スタンダードモデルのA11と、上位版のA11 Plusで大きな性能差があることが分かっています。
目次
A11とA11 Plusでサイズ・SoCに大きな違い
リークによると、Galaxy Tab A11は8.7インチ(解像度1300×800)のディスプレイを搭載し、重量は337g。一方のA11 Plusは11インチ(解像度1900×1200)、重量480gと、より大きな画面を持つモデルです。
搭載SoCも異なり、A11はMediaTek Helio G99(6nmプロセス)、A11 PlusはMediaTek MT8775(4nmプロセス)が採用される見込みです。どちらもリフレッシュレート90Hzに対応しています。
メモリ・ストレージ・バッテリー構成
両モデルともに背面8MP、前面5MPのシングルカメラを備えます。
メモリとストレージは以下の構成が想定されています。
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A11:4GB RAM+64GBストレージ、または8GB RAM+128GBストレージ
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A11 Plus:6GB RAM+128GBストレージ、または8GB RAM+256GBストレージ
バッテリー容量にも差があり、A11は5,100mAh(15W充電対応)、A11 Plusは7,040mAh(25W充電対応)と、上位版のほうが容量・充電速度ともに優れています。
ソフトウェアサポートや追加機能
マーケティング資料によれば、両モデルは共通して以下の機能を搭載する予定です。
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OS/セキュリティアップデートを7年間提供
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GeminiやCircle to Searchといった新機能に対応
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Samsung Findサポート
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最大2TBのmicroSDカード拡張に対応
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防塵・防滴性能はIP52相当
本体カラーはグレーとシルバーの2色展開となる見込みです。
発売時期は未定
Galaxy Tab A11シリーズはまだ正式発表されていませんが、すでにサムスン公式サイトではA11のWi-Fi版/LTE版の製品ページが公開されています。購入はできない状態ですが、基本スペックや機能の一部が確認可能です。
なお、日本での発売は現時点では未定です。
今回のリークからは、スタンダードなA11と上位版A11 Plusで大きく差別化されていることが分かります。画面サイズやSoCだけでなく、バッテリー容量や充電速度、メモリ構成まで幅広く違いがあり、利用スタイルに応じて選べるシリーズになりそうです。