ASUSが新たなAIノートPC群を発表しました。インド市場向けに展開されたのは、Zenbook S16(UM5606GA)をはじめとするZenbook 14やVivobookシリーズ。いずれもAMD Ryzen AI 400シリーズを採用し、いわゆるCopilot+ PC世代を見据えた構成です。
プレミアムから日常用途までをカバーするラインナップで、スペック重視のユーザーにとっても見逃せない内容になっています。
目次
Ryzen AI 400搭載で最大50TOPSのAI性能
今回発表されたモデルはすべて、AMD Ryzen AI 400シリーズプロセッサを採用。AMD XDNA NPUを内蔵し、最大50TOPSのAI処理性能をうたいます。
オンデバイスAI処理に対応し、Copilot+ PC機能をサポート。さらにMyASUS、StoryCube、AI Noise Canceling、WiFi SmartConnect、TaskFirstといったASUS独自アプリもAI前提で動作します。
セキュリティ面ではMicrosoft Plutonを搭載するモデルもあり、ハードウェアレベルでの保護にも配慮。AI処理をクラウド依存ではなくローカルで行える点は、今後のノートPC選びにおいて一つの基準になりそうです。
Zenbook S16(UM5606GA)の本気仕様
Zenbook S16(UM5606GA)はシリーズ最上位の位置づけ。搭載プロセッサはAMD Ryzen AI 9 465(10コア20スレッド)。メモリは32GB LPDDR5X、ストレージは1TB M.2 NVMe PCIe 4.0 SSDです。
ディスプレイは16インチ3K OLEDタッチスクリーン(2880×1800、16:10)。リフレッシュレートは120Hz、応答速度は0.2ms。500ニトの標準輝度、HDRピーク時1000ニト、DCI-P3 100%カバー、コントラスト比1,000,000:1、PANTONE認証と、クリエイター用途にも対応できる仕様です。スタイラス入力にも対応しています。
筐体はアルミニウム製で、サイズは35.36×24.30×1.19〜1.29cm、重量は1.5kg。WiFi 7、Bluetooth 5.4、USB-A×1、USB-C×2、HDMI 2.1、SD 4.0カードリーダーを搭載。83Whバッテリーと68W USB-Cアダプターを備え、MIL-STD 810H準拠の耐久性も確保されています。
Zenbook S16 Reviewとして見ても、ディスプレイ品質とAI処理性能の両立が最大の特徴といえます。

Zenbook 14とVivobookもAI世代へ
Zenbook 14(UM3406GA)はAMD Ryzen AI 5 430(4コア8スレッド)を搭載。16GB LPDDR5Xと1TB PCIe 4.0 SSD構成です。14インチFHD+ OLED(1920×1200、60Hz、0.2ms)を採用し、DCI-P3 100%、HDRピーク500ニト。重量は1.28kgと軽量で、モバイル用途を意識した設計になっています。
Vivobook S16(M3607GA)はAMD Ryzen AI 7 445(6コア12スレッド)を搭載。16GB DDR5オンボードに加え、SO-DIMMスロットとM.2スロットを備え拡張性も確保。16インチFHD OLEDディスプレイ(1920×1200、60Hz)を搭載します。
Vivobook 16(M1607GA)は同じRyzen AI 7 445を採用しつつ、512GB SSD構成。LEDバックライトのFHD+(1920×1200)ディスプレイを搭載し、バッテリーは42Whです。
さらに、Vivobook 15(M1502NAQ)とVivobook 16(M1605NAQ)はビジネス向け構成で、Vivobook 15はAMD Ryzen 7 150(6コア、3.30GHz)とAMD Radeon 660M Graphicsを搭載。16GB DDR5(最大24GBまで拡張可能)、512GB PCIe NVMe SSDという実用的なスペックです。
価格と日本発売の行方が焦点に
価格はインド市場で、Zenbook S16がRs. 1,69,990から。Zenbook 14はRs. 1,15,990から。Vivobook S16はRs. 1,04,990からとされています。
販売はASUS公式ストアやAmazonなどで開始済みとのことですが、現時点では日本発売は未定です。
Zenbook S16 UM5606GAやZenbook S16 UM5606WAといった型番で検索するユーザーも増えそうですが、国内投入があるかどうかが最大のポイント。Ryzen AI 400シリーズを軸にしたAIノートの本格展開が日本にも波及するのか、今後の動きに注目です。
引用: GIZMOCHINA
