Lenovoが次に披露するビジネス向けマシンの姿が見えてきました。CES 2026で多数のコンセプト機や商用PCを公開した同社ですが、次はスペイン・バルセロナで開催されるMWC 2026に照準を合わせているようです。
海外メディアの報道によると、発表が見込まれているのは「ThinkPad X13 Detachable」。従来のThinkPad X12 Detachableの流れを汲む着脱式モデルで、画面サイズの拡大やデザインの刷新が確認されています。ThinkPad X13 Gen 6世代に近い立ち位置の2in1として注目を集めそうです。
目次
13型化でベゼル縮小、より実用的に
まず外観で目を引くのはディスプレイ周りの変化です。従来のThinkPad X12 Detachableは12.3インチでしたが、今回のモデルは13インチへと大型化。あわせてベゼルもスリム化され、より現代的な印象に仕上がっています。
本体はビジネス用途を前提とした設計。USB-C充電ポートを左右両側に備え、3.5mmヘッドホンジャックやKensingtonロックスロットも継続搭載されています。法人利用やオフィス環境での運用を想定したポート構成です。
さらに底面には4つのネジが確認でき、分解や修理をある程度意識した設計であることがうかがえます。密閉構造になりがちなデタッチャブルカテゴリでは、修理性への配慮は見逃せないポイントです。
Intel次世代CPU搭載の可能性
パフォーマンス面の詳細は現時点では明らかになっていません。ただし前世代モデルはIntel Core Ultra 7プロセッサーを搭載していたことから、今回はIntelの次世代「Panther Lake」世代CPUが採用される可能性があると報じられています。
正式なSoCやGPU構成は未発表ですが、ThinkPad X13 Gen 5やThinkPad X13 Gen 4と同様に、ビジネス用途に最適化された省電力設計とAI処理機能の強化が期待されるところです。企業向け端末としては、安定性とバッテリー効率が引き続き重視されるでしょう。
角度付きキーボードとTrackPoint継承
“Detachable”の名の通り、キーボードは着脱式。興味深いのは、Microsoft Surface Proのようにフラットに装着するタイプではなく、磁気接続時にわずかに角度が付く構造になっている点です。タイピング時の打鍵感や視認性を意識した設計と考えられます。
ThinkPadの象徴とも言えるTrackPointと物理ボタンも継続搭載。さらにスタイラス収納スペースは再設計され、従来より省スペース化されていると報じられています。
セキュリティ面では、前面カメラに機械式プライバシーシャッターを備え、タッチパッド横には円形の指紋認証センサーを搭載。赤外線カメラと組み合わせることで、Windows Helloによる顔認証と指紋認証のデュアル認証に対応します。
MWC 2026で正式発表へ
ThinkPad X13 Detachableは、2026年3月2日から5日までバルセロナで開催されるMWC 2026で発表される見込みと報じられています。現時点では日本での発売時期や価格は明らかになっていません。
ThinkPad X13 Gen1からThinkPad X13 Gen 5まで、モバイルビジネス向けとして進化してきたX13シリーズ。その系譜に連なる13インチのデタッチャブルモデルがどのような位置付けになるのかが、今回の最大のポイントになりそうです。
引用: GIZMOCHINA
