Lenovoが、ThinkBook 14+およびThinkBook 16+の2026年モデルを発表しました。いずれもAMDの最新プロセッサRyzen AI 7 H 450を採用した構成で、中国ではすでにJD.comを通じて販売が始まっています。32GBメモリ+1TB SSD構成の価格は6,999元(約1,008ドル)と報じられています。
ビジネス向けのThinkBookシリーズながら、AI処理性能や高リフレッシュレートディスプレイを備えるなど、スペック面はかなり攻めた内容です。
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Ryzen AI 7 H 450でAI性能強化
今回の最大のポイントは、AMDのRyzen AI 7 H 450を搭載した点です。8コア16スレッド構成で、最大5.1GHzのブーストクロックに対応。さらに、最大50 TOPSのAI演算性能を持つ統合NPUを内蔵しています。
グラフィックスは、RDNA 3.5アーキテクチャベースのRadeon 860Mを統合。外部GPUなしでも一定の描画性能が期待できる構成です。高性能出力はThinkBook 14+が最大80W、ThinkBook 16+が最大83Wとされています。
メモリは32GB LPDDR5X(8533MT/s)、ストレージは1TB PCIe 4.0 TLC SSDを標準搭載。さらに、デュアルM.2 2280スロットにより最大8TBまで拡張可能です。
バッテリーは両モデルとも99.9Whと大容量で、付属の140W GaNアダプターによる急速充電に対応。電源オフ状態で30分間で60%まで充電可能とされています。
3K/3.2K高精細ディスプレイ
ディスプレイは両モデルで差別化されています。
ThinkBook 14+は14.5インチ、解像度3072×1920の3Kパネルを搭載。120Hzリフレッシュレート、100% DCI-P3色域、最大500ニトの輝度に対応します。
一方、ThinkBook 16+は16インチ、解像度3200×2000の3.2Kパネルを採用。リフレッシュレートはより高い165Hzに対応し、色域と輝度は14+と同等です。筐体サイズが大きい分、キーボードにはテンキーも備わっています。
両モデルともPantone ValidatedおよびPantone SkinTone Validated認証を取得し、TÜV低ブルーライト認証も取得済み。ビジネス用途だけでなく、クリエイティブ用途も意識した仕様といえます。

ForcePadやUSB4など拡張性も充実
デザインはA面・C面・D面をカバーするオールメタル筐体で、ヒンジは180度開閉に対応。カラーはStarry WhiteとMoonlight Grayの2色展開です。
入力まわりでは、ハプティック対応のForcePadタッチパッド、1.5mmキーストロークのキーボード、指紋認証一体型電源ボタンを搭載。IRカメラにはプライバシーシャッターも備わります。さらにMagicBayアクセサリにも対応しています。
ポート構成も充実しており、USB4×2、USB 3.2 Gen 1×2、HDMI 2.1 FRL(48Gbps)、RJ45 Ethernet、SDカードリーダー、3.5mmオーディオジャックを装備。Wi-Fi 7にも対応します。
加えて、TGXグラフィックスドックインターフェースを備え、外部GPU拡張も可能とされています。
中国で発売、日本展開は未定
ThinkBook 14+および16+の2026年モデルは、中国で販売が開始されています。価格は32GB+1TB構成で6,999元とされています。
現時点では、日本での発売や価格については発表されていません。Ryzen AI 7 H 450や50 TOPS級のNPUを搭載したビジネスノートとしては、今後の国内展開が注目されるモデルです。
引用: GIZMOCHINA
