Acemagicが新たなハイパフォーマンスモデル「Matrix Mini M5」を発表しました。Intel第14世代Core HXプロセッサーを搭載しながら、手のひらサイズに近いコンパクト設計を実現したミニPCです。公式サイトで掲載され、すでに予約受付が開始されています。
ラインアップはCore i7とCore i9の2モデル。どちらも32GBメモリと1TB SSDを標準搭載し、出荷は2月10日開始と案内されています。
目次
第14世代HXで24コア構成
Matrix Mini M5の最大の特徴は、ノート向けながらデスクトップ級の性能を持つIntel第14世代Core HXシリーズを採用している点です。
上位モデルはIntel Core i9-14900HXを搭載。24コア/32スレッド構成で、最大5.8GHzのブーストクロックに対応します。下位モデルはIntel Core i7-14650HXで、16コア/24スレッド、最大5.2GHzのターボ周波数です。
グラフィックスは両モデルとも統合型のIntel UHD Graphicsを採用。外部GPUは非搭載ですが、マルチディスプレイ出力や軽量なクリエイティブ用途、仮想環境構築などには十分な構成といえます。
本体サイズは128×128×41.3mm。内部にはデュアルファン+デュアルヒートパイプ構成の冷却機構を備え、高負荷時の安定動作を支える設計になっています。
32GB標準、最大4TB拡張対応
メモリはDDR4 SODIMMスロットを2基搭載し、最大64GB(3200MHz)まで拡張可能。標準では32GBが搭載されています。
ストレージはM.2 2280スロットを2基用意。1基はPCIe 4.0 x4対応、もう1基はPCIe 3.0 x4またはSATA対応で、合計最大4TBまで拡張できます。標準構成では1TB SSDが搭載されています。
通信面ではWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、1GbE有線LANを搭載。インターフェースも豊富で、前面にUSB-C(10Gbps)×1、USB-A(10Gbps)×2、3.5mmオーディオジャックを配置。背面にはUSB-A(5Gbps)×4、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、DC入力を備えています。
HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、そしてUSB-C(DP Alt Mode)経由で、最大3台の4Kディスプレイ同時出力に対応します。

Windows 11 Pro標準搭載モデル
Matrix Mini M5はWindows 11 Proをプリインストールした状態で出荷されます。また、Ubuntuやその他のLinux環境にも対応するとされています。
価格はCore i7-14650HXモデルが639ドル、Core i9-14900HXモデルが749ドル。現時点では日本での正式発売は未定です。
なお、Acemagicは関連モデルとして「Retro X3 Mini PC」も発表。こちらはRyzen 7 H 255プロセッサー、Radeon 780M GPU、USB4対応、トリプルディスプレイ出力対応といった構成を採用しています。
今回のMatrix Mini M5は、ミニPCというフォームファクターにHXクラスCPUを詰め込んだ点が最大のポイントです。コンパクトさを重視しつつ、マルチコア性能を求めるユーザーにとって、構成次第では有力な選択肢になりそうです。
引用: GIZMOCHINA
