Motorolaの新型エントリーモデル「Moto G17 5G」をめぐり、ソフトウェアサポート方針が波紋を広げています。ハードウェア面では大きな刷新がない一方で、OSアップデートの扱いが競合と比べてかなり控えめな内容となっているためです。
今回の情報は海外メディアNotebookcheckが報じたもの。内容を整理していきます。
目次
主要スペックとMoto G17 Proとの差
Moto G17 5Gは、先週正式発表されたミドルレンジモデル。基本設計は前世代のMoto G15を踏襲しており、大きな変更点はフロントカメラが32MPへと高解像度化された点にとどまります。
SoCにはMediaTek Helio G81 Extremeを継続採用。GPUはMali-G52 MC2で、日常用途や軽いゲームを想定した構成です。最新世代というよりは、安定志向のチップセットといえるでしょう。
搭載OSはAndroid 15。2024年夏にリリースされたバージョンでの出荷となります。
なお、上位モデルとされるMoto G17 Proや大容量バッテリーモデルのMoto G17 Powerとの明確な差別化については、現時点で詳細な公式情報は出ていません。少なくとも今回話題になっているのは標準モデルのMoto G17 5Gです。
EU規制とMotorolaの見解
注目すべきはソフトウェアサポートです。
Motorola UKの案内によれば、Moto G17 5Gは「2年間のセキュリティパッチ提供」のみが約束されており、Androidのメジャーアップデートは予定されていません。
欧州連合(EU)では、スマートフォンに対し発売日から少なくとも5年間のアップデート提供が求められています。ただしMotorolaは、OSに対するセキュリティ更新および機能アップデートの提供が要件であり、メジャーOSアップグレードは義務ではないとの解釈を示しています。
この説明に基づくと、Moto G17 5GはAndroid 16へのアップグレードも行われない見通しです。規制違反には当たらない可能性がありますが、競合と比較するとサポート期間は短めです。
Galaxy A17やRedmiとの比較
同価格帯では、SamsungのGalaxy A17が最大6回のAndroidメジャーアップデートを保証するとされています。さらにXiaomiのRedmi Note 15は4年間のOSアップデートを提供予定です。
それらと比べると、Moto G17 5Gのサポート方針はかなり限定的です。
価格面については、日本国内でのMoto G17 5G Priceは現時点で発表されていません。海外ではエントリークラス相当と見られていますが、日本発売についても未定です。
購入前に確認すべき最大のポイント
Moto G17 5Gは、32MPセルフィーカメラなどの改善はあるものの、MediaTek Helio G81 Extremeを継続採用し、さらにAndroidのメジャーアップデートが予定されていない点が最大の特徴です。
長期間同じ端末を使い続ける前提であれば、OSアップデート保証の有無は重要な判断材料になります。スペックだけでなく、ソフトウェアサポートの方針まで含めて検討する必要がありそうです。
引用: Notebookcheck
