Redmiブランドの完全ワイヤレスイヤホンに、新しいフラッグシップモデルが加わりました。Xiaomiは中国で「Redmi Buds 8 Pro」を正式発表しています。価格を抑えつつも、構成を見るとかなり攻めた内容で、これまでのRedmi Budsシリーズとは一段階違う立ち位置の製品になりそうです。
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同軸トリプルドライバーとデュアルDACを採用
Redmi Buds 8 Proの最大の特徴は、同軸配置のトリプルドライバー構成です。低域と中域を担当するのは11mmのチタンコーティングダイナミックドライバー。これに加えて、高域用として6.7mmのマイクロ圧電セラミックドライバーを2基搭載します。
さらに、低域・高域を独立して駆動するためにデュアルDACを内蔵。周波数帯ごとに信号処理を分けることで、歪みを抑えた高解像度サウンドを狙っています。Xiaomi独自のMIHCオーディオコーデックに対応し、LHDC-V5互換、Hi-Res Wireless Audio認証も取得しています。
最大55dBの強力なノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングには「Deep Space Noise Cancellation 3.0」を採用。最大55dBのノイズ低減に対応し、カバーする周波数帯域は最大5kHzとされています。周囲の環境音や装着状態を毎秒32,000回サンプリングし、リアルタイムで最適化される仕組みです。
ANCは20段階で調整可能。シーンに応じた自動切り替えや、ユーザーごとのカスタムプロファイルにも対応します。片耳使用時でもノイズキャンセリングが機能する点も特徴です。
空間オーディオや操作性、バッテリー性能
Redmi Buds 8 Proは、6軸ジャイロセンサーを使ったヘッドトラッキング対応の空間オーディオもサポートします。Xiaomi独自の空間オーディオエンジンに加え、Dolby Audioにも対応していますが、Dolby側の空間オーディオではヘッドトラッキングは利用できません。
バッテリーは、イヤホン単体で最大8.5時間、ケース併用で最大35時間の再生が可能。5分の急速充電で約2時間再生できる点も実用的です。一方で、ワイヤレス充電には非対応となっています。
操作面では、ステム部分のスワイプ操作による音量調整に対応し、振動フィードバックで操作感を伝える仕様。充電ケースには新しいライトバーが搭載され、バッテリー残量や充電状況をアニメーションで表示します。

HyperOS連携と日本展開の行方
ソフトウェア面では、Xiaomi HyperOS Connectをサポート。デュアルデバイス接続、デバイス間のオーディオ切り替え、スマート検索、通知の音声読み上げなどに対応します。聴覚ヘルスモニタリングやインイヤーカラオケ機能も用意されていますが、一部機能はHyperOS 3以降を搭載したXiaomi製スマートフォンやタブレットが必要です。
カラーはMist Blue、ブラック、ホワイトの3色展開で、マット仕上げの筐体となっています。中国での価格は399元と発表されていますが、現時点では日本での発売予定や価格は明らかにされていません。トリプルドライバーや55dB ANCといった構成を見る限り、今後のグローバル展開があるのか注目されるモデルです。
引用: GIZMOCHINA
