スマートリングという新しいカテゴリで注目を集めるGalaxy Ring。その安全性を巡って、少し気になるニュースが海外から伝えられていました。2024年10月、Galaxy Ringを装着していたテッククリエイターが指の腫れを起こし、病院に搬送される事態が発生。これについてSamsungが正式な調査結果を公表しています。
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Galaxy Ring装着中の異変、病院搬送までの経緯
発端となったのは、テック系クリエイターのDaniel氏(@ZONEofTECH)が体験したトラブルです。飛行機に搭乗しようとしていた際、装着していたGalaxy Ringが指から外れなくなるほど腫れ始め、強い痛みを伴ったと報告されています。
本人の投稿によると、この影響で搭乗を断念し、そのまま病院へ。医療スタッフが指の腫れを抑えた上で、リングを取り外す対応が取られました。当時公開された写真では、リング内部の構造が分離しているようにも見えたため、バッテリーの安全性に不安を感じた人も少なくありませんでした。
Samsungの調査結果。原因はバッテリーではなかった
この件について、Samsungは社内調査と第三者機関による検証を実施。その結果、腫れの原因はバッテリーの膨張ではなく、Galaxy Ring内部のモールディング(成形部品)に生じた亀裂だったと結論づけています。
Samsungと独立機関の双方が同じ結論に至ったとされており、Galaxy Ring全体としてバッテリーに起因する安全上の問題は確認されなかった、というのが同社の公式見解です。少なくとも、構造的な欠陥や発火・爆発といったリスクを示すものではない、と説明されています。
Galaxy Ringの安全性と今後への影響
今回の件は、Galaxy Ringという新しいウェアラブル製品にとって、注目度の高い出来事でした。ただしSamsungは、個別事案であり、広範なリコールや使用停止につながる性質のものではないとしています。
現時点では、Galaxy Ring 2を含む後続モデルや、日本での展開スケジュールに変更が出たという情報もありません。Galaxy Ringでできることやサイズ選びなど、製品そのものへの関心が高まる一方で、安全性に関する公式な説明が早期に示された点は、ユーザーにとって一つの判断材料になりそうです。
