Motorolaから、新しいフラッグシップシリーズとなる「Motorola Signature」が正式発表されました。デザインやスペックだけでなく、7年間のアップデート保証や“ラグジュアリー体験”へのアクセスなど、これまでのMotorolaとは少し違う方向性を打ち出したモデルです。海外では、この端末が将来的に「Edge 70 Ultra」として展開される可能性も示唆されています。
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新シリーズ第1弾、薄型デザインと高級感を重視
Motorola Signatureは、新設された「Motorola Signature Series」の第1弾モデルです。厚さは6.99mmと薄く、アルミニウムフレームを採用。背面カラーはPantone Martini Olive(ツイル調仕上げ)とPantone Carbon(リネン調仕上げ)の2色展開で、素材感を前面に押し出したデザインになっています。
耐久面ではGorilla Glass Victus 2を採用し、防水防塵はIP68およびIP69に対応。見た目重視に振り切るだけでなく、日常利用を意識した設計になっている点も特徴です。
Snapdragon 8 Gen 5搭載、165Hz有機ELと大容量電池
SoCにはSnapdragon 8 Gen 5を搭載。最上位のSnapdragon 8 Elite Gen 5ではありませんが、フラッグシップとして十分な性能を持つ構成です。ディスプレイは6.8インチのOLEDで、解像度は2,780×1,264、リフレッシュレートは165Hzに対応します。
バッテリーは5,200mAhのシリコンカーボン電池を採用し、約1,200回の充放電サイクルに耐える設計とされています。充電は90Wの有線急速充電と、50Wのワイヤレス充電に対応。ストレージは512GBで、通信面ではWi-Fi 7やBluetooth 6、超音波式の画面内指紋認証も備えます。

50MP×3眼カメラと7年間のアップデート保証
カメラ構成も特徴的で、背面はすべて50MPセンサーのトリプルカメラ。メインはLYT-828、超広角は122度の画角を持つ50MP、望遠は3倍ズーム対応のペリスコープカメラ(LYT-600)です。フロントカメラも50MP(LYT-500)と、高解像度に統一されています。
ソフトウェア面では、Android OSアップデート7回、セキュリティパッチ7年間という長期サポートを明言。GoogleやSamsung、HONORのフラッグシップと並ぶ水準で、長く使う前提の端末として位置づけられています。なお、パッケージには「Signature packaging fragrance」と呼ばれる香りの演出も含まれるとのことです。
欧州価格は999ユーロ、日本展開は未定のまま
Motorola Signatureは、ヨーロッパでの推奨価格が999ユーロと案内されています。英国では899ポンドで掲載されており、今後は中東・アフリカ、ラテンアメリカ、アジア太平洋地域にも展開予定とされています。一方で、日本での発売については現時点では未定です。
また、Motorolaは本機に「旅行・ダイニング・ウェルネスなどに関するパーソナライズされたラグジュアリー体験へのアクセス」が付属するとしていますが、詳細は後日公開予定とされています。端末そのものの完成度に加え、体験価値をどう打ち出すのかが、このシリーズの評価を左右しそうです。
