ARグラス市場で存在感を示すXREALが、新モデル「XREAL 1S」を発表しました。2024年後半に登場したXREAL Oneの後継にあたる位置づけで、ディスプレイや視野角を中心に細かな改良が加えられています。それでいて価格は引き下げられており、順当な世代更新という印象です。
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XREAL 1Sは何が変わったのか
XREAL 1Sは、USB-C映像出力に対応したデバイスと接続し、レンズ裏のmicro-OLEDディスプレイに映像を表示するARグラスです。基本的なコンセプトはXREAL Oneと同じですが、ディスプレイ仕様が強化されています。
解像度は片目あたり1080pから1200pへと向上。アスペクト比も16:9から16:10に変更され、作業領域がわずかに広がりました。視野角は52度となり、従来モデルよりも没入感が高まっています。また、ディスプレイの輝度も向上しているとされています。
Oneと同じチップ、体験はより安定
内部には、XREAL Oneと同じ「XREAL X1」空間コンピューティングチップを搭載。これにより、ヘッドトラッキングや仮想ディスプレイの空間固定といった体験は引き続き維持されています。
オプションの「XREAL Eye」カメラアドオンにも対応しており、写真や動画の撮影が可能なほか、空間認識やトラッキング精度の向上にも寄与します。音響面では、テンプル部分にBoseブランドのスピーカーを内蔵し、個人利用向けのオーディオ体験を提供します。

新アクセサリーXREAL Neoで用途拡張
XREAL 1Sと同時に発表されたのが「XREAL Neo」です。10,000mAhのバッテリーと映像ハブを兼ねたアクセサリーで、XREAL 1Sと別のデバイスを同時に給電できます。
特に注目されているのが、Nintendo Switchとの互換性です。XREALによると、Neoを介することで初代・有機ELモデルの両方のSwitchに対応するとのこと。これまでSwitchでは直接表示できなかったため、携帯ゲーム機との相性が一段と広がった形です。Steam DeckなどのUSB-C出力対応ハンドヘルド機は、引き続き単体接続で利用できます。
価格は引き下げ、日本展開は未定
XREAL 1Sの価格は449ドルで、XREAL Oneより50ドル安く設定されています。XREAL Neoは2月4日まで99ドル、その後は119ドルになる予定です。販売はXREAL公式サイトのほか、AmazonやBest Buyで始まっています。
現時点では日本での正式な発売時期や価格については明らかにされていませんが、Oneよりも性能と価格のバランスが改善されたモデルとして、国内導入を期待する声は出そうです。
