
Appleの新機能「ライブ翻訳」が、最新モデルだけでなくAirPods Pro(第2世代)とAirPods 4にも対応することが明らかになりました。対応するH2チップを搭載したモデルで、iPhone側に「Apple Intelligence」を利用できる環境があれば使用可能となります。
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H2チップ搭載モデルで利用可能に
ライブ翻訳は、AirPods Pro(第2世代)と新しく登場するAirPods 4に提供されます。どちらもH2プロセッサを搭載しており、Apple Intelligenceに対応したiPhoneと組み合わせることで利用できます。実際には、iPhone 15 Pro以降のモデルが対象です。
この機能は、話された言語を自動で検出して設定された言語へ翻訳するもので、ユーザーは両方のステムを同時にピンチするジェスチャーで起動できます。
対応言語と提供地域
提供開始時点で利用できる言語は以下の通りです。
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英語(米国・英国)
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フランス語(フランス/EU域内は未提供)
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スペイン語(スペイン/EU域内は未提供)
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ドイツ語
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ポルトガル語(ブラジル)
なお、一部の言語は現時点でEU全域では利用できないと報じられています。
提供時期とソフトウェア更新
iOS 26は9月15日に一般公開される予定です。AirPods Pro(第3世代)は出荷時からライブ翻訳機能を搭載し、AirPods Pro(第2世代)とAirPods 4は同タイミングでのソフトウェアアップデートにより対応します。
日本での発売時期や提供状況については、現時点では公式発表がありません。
既存ユーザーにも恩恵が広がる機能
AirPodsシリーズに新たに追加されるライブ翻訳は、リアルタイムでの言語理解をサポートする機能です。H2チップを搭載したAirPodsとiPhone 15 Pro以降のモデルを組み合わせることで利用でき、旅行や国際的なコミュニケーションの場面で役立つ可能性があります。正式な対応言語や提供地域は限定的ですが、ソフトウェア更新により既存モデルでも利用できる点は注目すべきポイントといえるでしょう。