指輪型デバイスの新作がまた出ました。Pebbleが発表した「Pebble Index 01」は、いわゆるOura Ringのようなヘルス系ではなく、“指でしゃべるだけでメモが残せる”という、かなり振り切った方向性のスマートリングです。
Pebbleの復活モデルであるPebbleスマートウォッチが「30日バッテリー」を掲げて話題になった流れの延長線にある製品で、今回もかなりミニマルなアプローチが採られています。
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声メモに特化したミニマル設計のスマートリング
Pebble Index 01は、ステンレス製のバンドに小さなボタンとマイクを搭載しただけのシンプルなデバイス。指の上部にあるボタンを押して、そのまま話すと録音が始まります。
録音データは近くのiPhoneなどに送られ、端末側でオープンソースの音声認識モデルやAIによって文字起こしされる仕組み。Pebble Beeなどの周辺アクセサリーと同じく、「スマートだけど余計な機能を盛り込まない」Pebbleらしい方向性ですね。
もしスマホが近くになくても、最大5分間の音声をリング内に保存して後から同期できます。
“アイデアの外部記憶”として、気づいた瞬間に声でメモできるのが狙いとのこと。

センサー非搭載。スマートリングとしては異例の割り切り
Oura Ringのような心拍・体温・睡眠モニタリングなどは一切なし。ディスプレイもスピーカーも振動モーターもありません。
あるのは小さなRGB LEDだけで、これも「めったに光らない」とPebbleは説明しています。
その代わり、Pebble Watchを使っていれば、録音内容がスマートウォッチ側で即座にテキスト化されて表示される仕組み。
Pebble Index 01自体は処理をほぼ行わず、AIモデルや言語処理はすべてスマホ側で担当します。この割り切った構造のおかげで消費電力が極端に小さく、「平均的な使い方なら数年持つ」とPebbleは語っています。
ただし、バッテリーは“交換不可”。使い切ったらPebbleに返送してリサイクルに回す流れになります。
価格は75ドルから。日本発売は今のところ未定
Pebble Index 01は、現在米国で75ドル(予約価格)で販売されており、出荷時は99ドルになる予定。発売は3月で、カラーはポリッシュドシルバー、ポリッシュドゴールド、マットブラックの3色展開。サイズはUS 6〜13です。
現時点で日本向けの発売情報はなく、Pebble CreekやPebble-I Incの周辺ブランド展開と合わせても、日本展開の見通しはまだ語られていません。
指先で話すという新習慣が広がるかがカギ
Index 01は、従来の「全部入りスマートリング」路線ではなく、声メモと簡易操作に特化した“Pebbleらしいミニマムガジェット”です。
Apple Ringの噂が長年続くなか、先に具体的な形を出してきたのはPebbleでした。ただ、実際にユーザーが“指に向かって話す”という行動を日常化できるかは、使い勝手の良さと慣れに左右されそうです。
引用: Apple Insider
