Huaweiが折りたたみフラッグシップ「Mate X7 Premium Foldable」と、従来型の上位モデルとなる「Mate 80」シリーズを発表しました。いずれも自社製Kirinチップ(Kirin 9030 / 9030 Pro / 9020)を搭載し、ディスプレイ、バッテリー、耐久性の部分が大きく手が入れられています。発売はまず中国からで、日本展開は現時点では未定です。
目次
Huawei mate fold最新モデルが示す堅牢性とサイズ設計
Mate X7 Premium Foldable は、前世代より薄く軽い仕上がりで、折りたたみ時9.5mm、展開時4.5mm。重量は235gで、アルミフレームの質感も含めて軽量寄りの折りたたみ機です。
特に特徴的なのが、IP58とIP59の防塵・防滴規格。折りたたみ機構を持つ端末としては珍しく、粉塵・飛沫・高圧の水流に耐えられる仕様になっています。
ディスプレイは8インチ(メイン)+6.49インチ(カバー)。どちらもLTPO OLEDで1〜120Hz可変リフレッシュレートに対応。SoCにはKirin 9030 Proを採用し、パフォーマンスは自社製チップ世代の中でも上位クラスです。
カメラは50MPの可変絞りメインカメラ、50MPの新型テレフォト(3.5倍光学)を搭載。バッテリーは5,600mAhのデュアルセルで、66W有線/50W無線に対応しています。

価格は中国で12月5日から販売開始。12GB/256GBが12,999元(約1,830ドル)、20GB/1TBが17,999元(約2,534ドル)。
Huawei xsやHuaweibook層も気になるMate 80シリーズの特徴
Mate 80シリーズは、Mate 80/Mate 80 Pro/Mate 80 Pro Maxの3構成。全モデルに6.75インチのLTPO OLED、第二世代Kunlun Glassを採用し、ピーク輝度は8,000ニトとされています。
この数値はあくまでメーカー発表で、実測値については今後のレビュー待ちです。
バッテリーは全モデル5,750mAh。衛星通信にも対応しているため、中国ローカルでの使い勝手が強化された印象です。
SoCと充電速度が主な差分で、
・Mate 80:Kirin 9020、66W有線
・Mate 80 Pro:Kirin 9030、100W有線+80W無線
・Mate 80 Pro Max:Kirin 9030 Pro、上位モデルと同チップ採用
カメラは全モデル50MP可変絞り+40MP超広角を共通で搭載。ズームがモデルごとに異なり、
・Mate 80:12MP(5.5倍光学)
・Mate 80 Pro:48MP(4倍光学、明るめのf/2.1)
・Mate 80 Pro Max:50MP×2(4倍/6.2倍光学)
価格は4,699元(Mate 80)/5,999元(Mate 80 Pro)/7,999元(Mate 80 Pro Max)。
Huawei matepad m6世代と比較しながら見える、Mateシリーズの狙い
タブレットであるMatePad M6など従来のHuawei製品を追ってきたユーザーから見ると、今回のMate 80シリーズは「ディスプレイ性能と衛星通信、そして自社チップ統一」による世代整理が進んだ印象です。
また、折りたたみラインではhuawei honor foldのような競合製品が増える中、Mate X7はIP59耐久性という“差別化しやすいポイント”を明確に打ち出しています。
最終的には、「Kirin 9030 Pro」を軸にした自社エコシステム化が、Mateシリーズ全体の設計思想として強く出ていると感じます。
発売地域や日本展開の見通しについて
今回のMate X7とMate 80シリーズは、いずれも中国先行で、日本発売は現時点では未定とされています。過去のHuaweiスマートフォンの動向を見るかぎり、グローバル展開まで数ヶ月以上のタイムラグが発生するケースが多く、地域によっては発売されない可能性も残されます。
今後のアップデートとしては、実測の輝度性能(8,000ニト相当)、Kirin 9030/9030 Proの詳細なパフォーマンスデータ、そして折りたたみの耐久検証などが注目ポイントになりそうです。どのモデルを選ぶかを迷っている人にとっても、この2ラインの比較が次の判断材料になると感じます。
