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生産性重視の大型タブレットが登場
Huaweiが中国で新モデル「MatePad Edge」を正式発表しました。同時発表のMate X7やMate 80シリーズと並ぶ新ラインとして投入されており、クリエイターやビジネス用途を強く意識した2-in-1タブレットになっています。14.2インチというPC級サイズのOLEDディスプレイや、Kirin X90シリーズの高性能チップセットなど、スペック面もかなり攻めていますね。
14.2型OLEDで3.1K表示。広色域かつノッチレス設計
MatePad Edgeの目玉は、14.2インチ・3.1K(3120×2080)の柔軟OLEDディスプレイ。リフレッシュレートは120Hzで、HDR Vivid対応、ピーク輝度1000ニト、色精度はΔE<1と、完全にプロ向けディスプレイの領域です。
ベゼル幅は4.1mmで、画面占有率は94%。ノッチは使わず、極細フレーム内に32MPフロントカメラを収める独自パッケージングを採用しています。屋外でも反射しにくい「ソフトライト(反射防止)」版も用意されており、用途に応じて選べるのも良いところ。

Kirin X90で性能大幅アップ。デスクトップUIにもスムーズ移行
内部にはHuawei独自の「Kirin X90」または「Kirin X90A」を搭載。デスクトップHarmonyOS PCと同カテゴリのプロセッサで、MatePad Pro 13.2(2023年比)で3.8倍性能向上とされています。OSはHarmonyOS 5.1で、タブレットUIとデスクトップUIをシームレスに切り替えるデュアルモードをサポート。4本指ジェスチャーやコントロールセンター切替、キーボードショートカットにも対応し、PCライクな操作性を推進しています。
カメラは背面に50MP(f/1.8)+8MP超広角マクロ(f/2.2)の2眼構成。8K写真撮影や4K動画撮影に対応します。フロントは32MPの超広角で1080p動画対応。ビデオ会議や自撮り用途には十分な仕様です。
140W急速充電&デスクトップ級冷却。大型タブレットらしさ全開
バッテリーは12900mAhと大容量で、140W Huawei SuperChargeに対応。さらに40Wのリバース充電も可能です。冷却機構はタブレットとしてはかなり豪華で、デュアルアルミファン、VCヒートパイプ、微細加工のエアフローチャンネル、約4000の放熱孔などを組み合わせています。
上位の「Liquid-Cooling Edition」ではグラフェンシートとデュアルコアマイクロポンプが加わり、最大28Wの放熱容量まで引き上げられています。重めのクリエイティブ作業や長時間のデスクトップモードでも安定動作を狙った構成ですね。
オーディオは6スピーカーで、Huawei FreeClipと組み合わせるとパノラマサラウンド再生に対応。接続面ではWi-Fi(2.4/5GHz)、Bluetooth 5.2、USB-C 3.1 Gen1(DP 1.2映像出力)、OTG、NearLinkを備えます。指紋認証も搭載。
価格とモデル構成、日本発売は未定
カラーはDeep Space GrayとMoonlight Silver。モデルによっては浮遊型の磁気キーボードが同梱され、M-Pencil Proの利用も可能です。
価格は以下の通り(中国向け):
・16GB + 256GB:5,999元(約840ドル)
・16GB + 512GB:6,499元(約910ドル)
・16GB + 512GB(ソフトライト版):7,299元(約1,020ドル)
・24GB + 1TB:7,999元(約1,120ドル)
・24GB + 1TB ソフトライト+キーボード:9,999元(約1,400ドル)
・32GB + 2TB ソフトライト Liquid-Cooling+キーボード:12,999元(約1,820ドル)
現時点では日本での発売予定は明らかになっていません。
大型OLED×Kirin X90×強冷却という独自路線が光る
MatePad Edgeは、大型OLEDパネル、PC級プロセッサ、強力な冷却システム、そして140W充電という組み合わせで、タブレットとPCの中間を丁寧に詰めてきたモデルという印象です。Huawei独自の2-in-1路線をさらに押し広げる存在になりそうです。
引用:GIZMOCHINA
